気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

ドクターイエローetc.  “すいてつ” &新幹線 Ⅳ

前篇<Ⅲ>はこちら ⇒

● 穴場と信じて群がる二人 ● 幹線道路なんやけど

 交通量が多い。それもそのはず市の幹線道路。でもただ通り過ぎるだけでは気付けない、山里の光景が其処にはある。
 その幹線道路が新幹線を越す部分は完全に遮蔽されていて、全く跨線橋の外の様子は窺えない。その前後は板状の手摺り柱(?)が密に並んでるので、跨線橋を通行中に真横を見なければ外の景色には気付けないと思われる。即ち身近な穴場。
 現地に着いて暫くすると、同じ考えの者がもう1人到着。見事な大砲をお持ちでビックリ。でもそんなに大きいので手摺り柱の隙間から狙えるの?と思ったが、何とかなったようだ。 (米原-京都 2024.6/15)

 動画はこちら ⇒

 実は撮ってる時、違和感を感じていた。手摺り柱の隙間を縫う撮影は撮影やけど、こんなに窮屈やったっけ?以前の動画をチェックしてみると全然違っていて、線路際には空間があり畑も残っている。新幹線の線路近くでも平気で宅地化が進められて来たわけだ。道理で遠望が効かずせせ細しいわ。

 手摺り柱の隙間が以前のままで遮蔽されてなかったことに、ここは安堵すべきなんやろな。

● その向こうから見えたモノ ● 新幹線をオーバークロス

 上の以前の画(動画サムネイル)を良く見ると、後方に大きく何かが横たわっている。やたら立派なアレは新幹線を跨ぐ道路橋。さて、そこからの展望は・・・

 高速道路が大きく弧を描き(動画はカメラを左へ振ってしまったため高速道路はあまり映ってない)突き刺すように新幹線が一直線に貫く構図。ダイナミックなのが気に入っていて再訪してみたが、以前の立ち位置???。今は道路際の木々が育ちすぎて高速道路が全く見えないうえに、新幹線の切り位置すら隠れてしまっていた。尤も遠望画なら撮れ無くはないけど、興醒めした “すいてつ” は気落ちして其処を去るしか無かった。

● 山の向こうは? ● 有名撮影地だが気になる点

 更に進んで山を越えれば、其処はお手軽な有名撮影地。新幹線を気軽に見下ろせる場所はそうそう無いので重宝されているのだろうか。

  “すいてつ” が最初に此処を訪れた時にはお立ち台のエエ場所に立木があり、前面派とサイド派が分かれて構える光景が見られた。時は元禄・・・もとい!500系東海道新幹線運用終焉の頃、いつの間にかその木は根元から切られてしまった。心ない鉄の仕業で無いことを祈るばかり。
 この場所で撮った動画はもう1本ある。こっちにはドクターイエローが映ってるので是非ご覧あれ。(6分31秒附近)

⇒次篇<Ⅴ>に続く