気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

ドクターイエローetc.  “すいてつ” &新幹線 Ⅰ

● アナログ時代 ● 追いかけた日々

 2時間毎に東海道を駆け抜けていた500系が一気に2往復へと減少し、「ヤバイ!」と思ったのが新幹線の撮り初めかな。その時に新幹線電気軌道総合試験車ドクターイエロー923形も撮るようになったと思う。
 その頃の “すいてつ” の愛機はCanon F-1だったが既に世のデジイチへの移行は明白。画質も向上しデジタル写真に感じられた奥行きの無さも解消に近い状態となっていた。だが “すいてつ” のデジイチ移行前に500系東海道から撤退。その後ドクターイエローの撮影も尻すぼみとなる。

● デジタル撮り ● 思い立ったのが遅かった・・・

 半年ちょっと前かな、アナログ撮りしたポイントをデジタルで撮り直そうと云う気になった。ただ以前よりも土・休日の検測回避が顕著で撮り直しは遅々として進まない。そんな中発表されたのが923形の引退。そりゃそうやわな。N700系に劣る性能では足枷になるわな。T4の引退が来2025年の一月とな。その時に東海道からは姿を消すのか、それともT5引退までは東海道も走るのか・・・

 さてここからはアナログ時代の、ちょっとだけ昔の想い出に添えて再訪時の記録、新撮地トライなどを。

● “寝そべり撮り” ● 500系最終走行を撮った場所

 丘陵地帯に新幹線を敷設した地区では、山道を存置したのだろう、跨線橋が多く見られる。だが線路への投げ込み等を防ぐためか、元々の手摺りには見上げるような網柵が追加されている。此処はそんな場所の一つ。
 以前訪れた時は網柵と路面との間の僅かな隙間から狙うべく、寝そべって撮ったと記憶していたた。跨線橋は山道の置き換えなので車一杯の幅しか無いが、人通りは全く無く寝そべっても邪魔にはならなかった。新幹線脇は騒音問題で宅地化が進まなかったので、狭い橋幅と相俟って生活道路にはなり得なかったらしい。
 その時の記録はこちら(写真はネガ・ポジの山に埋もれていて発掘が困難なのでビデオのみご紹介)。ビデオの方は一足早くデジタル記録へと移行しており、買い換える度にメディアやパソコンへの取り込み方法が変化する、技術革新の激しさには往生させられたもの。2010年頃の撮影。

 再訪したのは去年の秋。13年経過したか、早いものだ。撮影場所は往時とあまり変わってないように感じられたが、寝そべって狙ったはずの隙間が見あたらない。ひょっとしたら往時も網目抜きしてた?寝そべったのは架線トラスを避けるため?
 今回は寝そべらず、普通に網目抜き。やっぱ架線トラスが邪魔。寝そべった方が良かったかなぁ。 (2023.11/26)

 動画はこちら⇒

 見比べると、ガードレールが敷設された事に気付く。地震対策?

⇒ 次篇<Ⅱ>に続く