● 電車の中で歌合戦? ● ガチャ・コン音楽祭『車内放送歌合戦』
(2021.10/2撮影)
駅メモコラボが9月末で終わり、HMが外された901F。そのコラボ中に登場した302Fと、素の姿での並びを初撮りするために待ち構えていると、フォロワー氏が妙なツィートを上げているのに気付いた。何でも乗ってのお楽しみとか。
特別車内放送車両!?なるほど! pic.twitter.com/UtdjmnmqXm
— 近江大好き (@4QCusJzG9u9bGtR) 2021年10月1日
そう、それがガチャ・コン音楽祭の車内放送歌合戦だった。纏めつつあった「近江鉄道 静かなる変化 第25報」に載せるべく急遽予定を変更し、今撮った901Fの後続列車で彦根まで行って彦根⇒近江八幡を乗車&記録に挑戦。結果をYouTubeにも上げたところ、思わぬ方から反応があった。ガチャ・コン音楽祭に参加されている作曲家の野村氏が、氏のブログで取り上げてくださったのだ。有り難いことだ。こりや歌合戦を全部集めンといかんな。
● 撮る?録る? ●
折角集めた9駅の歌合戦だが、内容には多いに不満があった。音質が悪く、何と歌っているのか聴き取れない。映像も変な位置で撮ってるので見るに耐えない。一方クリアに録ってるフォロワーさんもいる。・・・録るのと撮るのは分けて考える事にしよう。
トライしたのは10/8(金)。勤務後に南線(八日市-貴生川)を往復して歌合戦を録ってみた。放送が始まるとスマホをスピーカーの下に近づけて録るのだが、それだけでは駄目だった。スピーカーによっても差があり、1901号車運転室側,1901号車連結面側,901号車運転室側の3箇所を試したところ、901号車運転室側が一番聞き取りやすく感じた。でも走行音が邪魔して微妙な音は掻き消されてしまう。結局スマホをスピーカーに密着させて録るのが一番、と云う(当たり前の)結論に達した。参考までにこの時の記録はこちら。録音順に並べてある。⇒
録り方は決まったものの問題なのは録る時の姿勢。左手で網棚を掴んで姿勢を安定させ、右手はスマホを掴んで爪先立ちでスピーカーに密着させる。かなり目立つ体勢なのだが、他の乗客は何も気にしてないようだ。よし、これでええやろ。もう一往復して録り直そうと思ったら、今度の運転士は車内放送は駅案内だけでCM等を一切流さない。時間を掛けたのに成果も上がらないまま、遠乗り運賃(草津線)だけは払う羽目となった。
● 八日市線 ● 2021.10/9(土) 市辺・平田・武佐・近江八幡
翌日の901Fは早朝だけの運用で “すいてつ” が狙えるのは八日市線内のみ。前日の教訓を元に密着録りした結果はまずまず。ただ録音と以前からの映像を合わせて動画に仕上げるのは、なかなか骨が折れた。⇒
● 多賀線 ● 2021.10/10(日) スクリーン・多賀大社前
10/9(土)の夕刻に近江鉄道ではトラブルがあったらしく、運用は乱れていた。901Fは前夜八日市駅停泊なのだが、姿が見えない。何処に?
どうも前日のトラブルは822F赤電に異常があった模様(現在は全般検査中)。その赤電を901Fが彦根工場まで牽引した、と推測した。901Fは多賀線にいた。多賀線は録音と前面展望撮りとで2往復。得られたソ-スの音と映像を合成して動画へと仕上げた。⇒
だが「スクリーン」駅の録音がイマイチだった。スマホのマイクがスピーカーのスリット部ではなく、金属部分に当たってしまったのか、走行音がかなり入り込んでしまった。そこで2週間後に再録音。幾分改善されたと思う。(2021.10/24録音)⇒
● 本線 ● 2021.10/17(日)
翌週、やっと本線を走る901Fにありつけた。下り列車または上り列車でしか流れない歌合戦もあるので、録音には1往復する必要がある。ただ録音するのは前駅を発車したとき。なら当該駅到着時に映像を撮って合成すればエエやン。
・米原,フジテック前,鳥居本,彦根,彦根口 ⇒
・尼子,豊郷,愛知川,五個荘,河辺の森 ⇒
・長谷野,大学前,京セラ前,桜川,朝日大塚 ⇒
・朝日野,日野,水口松尾,水口城南,貴生川 ⇒
この興味深いイベントも10月だけの催し(明日10/31で終了)。何故HMを付けなかったのかな? 残念でならない。