気ままな 汽車好き

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打鐘式踏切 訪問やり直し後の旅 Ⅵ 臨時快速「風の盆」 (2024.9/1)

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 高岡 1245-441M-1303 富山

富山駅 おわら風の盆輸送

 9/1~9/3はおわら風の盆やったんやなぁ。40年ほど前に急に有名になったが、どうやらNHKのドラマが引き金となったらしい。今では期間中に臨時列車が大増発されるほどになっている。(9822D臨時快速 富山 13:05)


 混乱を避けるため観光客は整理券を入手した列車にのみに乗車出来るというシステム。臨時快速か、乗ってみよかな。整理券制なら座れるんちゃう。整理券制を敷いても強制力はないから、定期列車の通常車輌へもどうせ観光客は流れ込んで来て混むやろし。
 富山駅のコンコースはこの状態。未だ昼過ぎなので多い観光客も落ち着いたもんだが、誘導員は必至。これが日が暮れ切るまで3日間も続く訳か。お疲れ様です。 (13:10)
 入手した整理券は、さっき撮った1323発臨時快速(③は配布終了)の次の臨時快速。裏は無地。
 ④の行列は並び始めたところ。此れなら間違いなく座れる。 (13:10)
 誘導されて乗車する場合は、整理券が無いと入場できない。乗車した臨時快速9824Dは立ち客がゆったり出来る程度の乗車人員。越中八尾までは運転停車以外はノンストップ。所要時間の19分は9834Dの18分に次いで早い。

 富山 1352-臨時快速9824D-1411 越中八尾

越中八尾駅 ● 駅舎は開業時のもの

 風格が有る駅舎だが、文化財指定などはされていない。
 広い駅前広場は帰り客を捌くべく、入念な準備がされている模様。
 こんなに大きい看板が必要なんや。
 駅前には特に観光要素は無いので、早々に駅に引っ込む。と、特急「ひだ7号」が到着。 (1027D 越中八尾 14:32)

高山線 ● 飛騨路と美濃路

 乗車する列車が到着。思った通り乗って来た快速より混んでる。大半の乗客は降りて普段を取り戻した普通列車の行き先は4駅先の猪谷駅。かつての神岡軌道の橋脚跡が神通川の中に残る(幟の横)。

 越中八尾 1443-860D-1507 猪谷

 猪谷から乗車したのはJR東海のキハ25。此の車輌、TR47を思い起こさせるような重厚な揺れで乗り心地は良いのだが、長丁場にロングシートは辛いなぁ。対向する普通列車もキハ25ばかり。 (1829D 飛騨国府 16:15)
 高山駅では12分の停車中に特急ひだ18号が先発。ガラス越しの影響で色合いがちょっと変。 (38D 高山 16:34)
 高山線は全通90周年だそうな。
 「飛騨」の冠を付けた駅名が断続。山深さを感じさせる。 (1719C 飛騨一ノ宮 16:48)
 反射で変化する車体色。 (ひだ13号 1033D 久々野 17:02)
 下呂が有るなら上呂も有る訳か。 (1721C 上呂 17:29)
 此れより美濃路。もう暗い。 (飛騨金山駅 18:20)
 どこかでキハ75とすれ違った。どうやら高山まではキハ75が来てるらしい。下呂辺りからは暗かった事やし、今度はキハ75に乗んに来ようかな。

 猪谷 1510-830D-1908 美濃太田

● 遅れた先でまた遅れ ● やっとクロス車に乗れたと思ったら・・・

 美濃太田駅からはキハ75に乗継ぎ。何かこの辺、太多線も含めてキハ75ばかりやなぁ。
 クロス車に座れてホットしてるところで急停車。動物を撥ねたとかで、運転士がチェックシート片手に暗い中を見廻っている。21分の遅れとなった。

 美濃太田 1931-756D-2003(21分延) 岐阜


 え?東海道線も遅れてんの!

 岐阜 2035(7分延)-5133F-2047(7分延) 大垣


 大垣駅では始発の新快速が仕立てられた。後続列車が大垣駅到着後に新快速へとなったのだが、車掌が「車庫に入ります」と放送したもんやから混乱するのなんの。

 大垣 2104(5分延)-5357F-2138(5分延) 米原

 
 米原駅では乗客の乗換えを待って普電が発車。連続するトラブルには翻弄されたが、予定より30分の遅れで済んだのは何よりだった。

 米原 2141(3分延)-845T-・・・

<完>