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◇ 武佐-平田 ◇
武佐を出た快速は、その先でちょっとした切り通しをカーブしながら駆け抜ける。切り通しを抜けた先には踏切。そこから狙うと真っ正面撮り出来る。武佐の急カーブから一直線に伸びる線路が見通せる場所。 (2019.3/29)
ただしかし、ここは電車が俊足で駆け抜ける場所でもある。いくらブレ止めを効かせても、電車の揺れ自体は止まらない。何枚も撮り、なるべくLED幕が揺らいでいないコマを選ぶしかない。レールを見ると外側は綺麗な弧を描いているようだが、内側は継ぎ目で屈曲している。揺れる訳だ。因みに最高速度は70km/h、多分。
LED幕が判別出来ないが、動画はこちら ⇒
◇ 市辺 ◇
近江八幡から東南東に向かった線路は、ここで東北東に向きを変える。そこのカーブがまた急で、架線柱がお稲荷さんよろしく立ち並ぶ。いっそのこと赤く塗ったろかしらん。 (2019.3/11)
ここは列車の前後を容易に撮ることが出来るが、あまり綺麗なアングルではないため、撮る人は少ない。だがLED幕撮りにはもってこい。速度が遅いせいか、前後ともあまり揺れずに撮ることが出来た。なおこの時の主目的は701Fあかね号。既に快速運用には就かなくなっていたので、快速との交換風景で間に合わすという、苦肉の策のコレクション。
ネガを探せば701形どころか1形の快速、ひょっとしたら日野行の221形快速までも撮っているはずだが、天こ盛りになったネガ箱の中に埋もれてしまっている。カビにやられぬうちに何とかせねば。
何故かこの時はLED幕がちゃんと映っている。動画はこちら ⇒
◇ 新八日市 ◇
此処はよく知られた場所。新八日市の風情ある木造駅舎背景に撮ることが出来る。真っ正面からでなくとも、側面が僅か見えているくらいの角度でも大丈夫みたい。(壱<近江八幡篇>のリンク先で既に紹介済みの写真の使い回しで恐縮) (2019.3/4)
なお新八日市駅の駅舎は耐震基準を満たさないので、2階部分は立ち入り禁止になっている。屋根のシートで覆われているのは、台風で破損した箇所。この後瓦が葺き替えられた。風情あるこの駅舎、是非しっかり保存を続けて欲しい。
これも壱<近江八幡篇>のリンク先で、もう見られたかも知れないが
動画はこちら(最後の方) ⇒
◇ 他には? ◇
新八日市の先で本線と合流する地点の急カーブが真っ先に思いついたが、平田の分岐器を渡ってくる所をホームから狙ったり、駅の通過を踏切横フェンスから狙ったり、と色々考えられる。太郎坊宮前駅通過を真っ正面から狙えるかも知れない。ま、色々試してみて。