気ままな 汽車好き

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懐鉄コンプ & 海の汽車旅 <Ⅱ> ◯◯のはなし

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新下関へ ● 115系3000番台

 早くに懐鉄入場券が購入できたので新下関まで移動する事にした。乗車する115系117系仕様の3000番台、但しコイルバネ台車。

 ・下関9:30-9:39新下関:3324M 115系3000番台4輌編成

 新下関から乗車するのは「◯◯のはなし」。PCからのe5489では座席の選択は出来ないので、 “みどりの窓口” に並ぶ長い行列を尻目に “みどりの券売機” で悠々と手続き。ただ指定券は下関から乗車で発券してしまってたが容赦していただいた。クレジットカード利用票には商品名に列車名が記載されていて何となく嬉しい。上の指定券には「◯◯のはなし」専用の検札印(?)が押してあるのだが、充分乾かしたはずなのに擦れてしまった。残念。


 新下関構内では「◯◯のはなし」乗車位置案内がやたら目立つ。

 乗車位置が他の列車とは異なる? 階段を降りての裏側への移動は確かに判り難い。列車は写真の奥から回送されてくる下り列車なので、尚更直前まで乗車位置には気付き難そう。

 ホーム上には「◯◯のはなし」のPR板。これはあちこちの駅で見られた。

 「◯◯のはなし」の沿線マップ。ビュースポットでは1分間停車するとある。沿線マップ右側には列車名の「は・な・し」に含まれる意味合いが書かれているが、ちょっと強引?

● ◯◯のはなし ● 下関側◀ キハ47 7004+キハ47 7003 ▶東萩・新下関

 「◯◯のはなし」は新下関9:52発の3311Mの後続で回送されてきて9:58には発車するので、かなり慌ただしい乗車となる。実際には新下関からの乗客は多くはなく、過半数の乗客は下関から乗車するので、左程でも無いが。それ以前に定員も少ないけど(計60名)。
 列車の全容は以下の通り。上の長門市駅での写真は跨線橋の高い窓から狙ってるので、可変モニターが無いと辛い撮影となる。でも上からのアングルは新鮮で、順光やし撮っておいて良かったと思える1枚となった(逆光で良ければ阿川駅だと楽に撮れる)。たかが駅撮りという無かれ、乗ってると編成撮りは苦労しまんねんで。 (上:長門市 下:阿川)

 阿川での下の写真は編成の北側(日本海側)を撮っている。眺望抜群の大窓は各車2ヶだけ。座席の仕様と窓位置の関係は多義に渡るので、指定券を購入する際には充分に席を吟味される事をお勧めする。
 室内は2車で異なる。緑塗装のキハ47 7004は和風仕様で中央の大窓部分を含め大半が対向席。


 対向席の足元には畳の足載せ、そして有り難い事にコンセントも用意されている。

 連結面側には各地の名産品等の展示ケース。雰囲気は好いがあまり関心を持たれていないような気が・・・

 対して紅塗装のキハ47 7003(乗車車輌)は洋風仕様。全ての座席が海側(北側)を向く。コンセントも和風仕様車同様設置されている。両車輌とも扇風機を残してあるのは面白い。あっ!そうそう、こっちには畳の足載せはおまへンで !?

 見よ、この大窓!(こっちの方が大きいンやな・・・ 右隣の少し小さい大窓にしか席が取れんかった・・・)

 車端の販売カウンター。

 お約束の記念撮影板。

 記念乗車証。「◯◯のはなし」は紅塗装車輌の方がウリなんやろか。

 記念乗車証は何故かもう1種類ある。

 それにしてもこの様な列車が指定券だけで乗れるとは感激の極み。これ、18切符等のフリー券では乗車出来ないようにせんと、儲かりまヘンで。あるいは食事をセットにするとかね。また列車の時刻が本数の少ない山陰本線の運転間隔が開く真ん真ん中に設定されてるので、山陰本線を乗り通そうとするとこの列車を利用せざるを得ないプランとなる可能性が高く、そうなると乗り鉄で席が埋まってしもて 来て欲しい観光客が利用できない事にもなりかねんしね。

⇒ 次篇に続く