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● 夏休み最初の検測 ● 大賑わいの7月27日(土)
前篇<Ⅴ>でご紹介した、超主要幹線道路の国道1号線からちょっとだけ脇に逸れて急坂を200m程進んだ先の、かつての山道を新幹線が潜るために架けられたような跨線橋。その時のターゲットは下り列車だったが上り列車も狙えるので再びやって来たつもりだったが・・・坂を登る途中で聞こえたヒュンヒュン音を伴う短い通過音。ンぎゃ! 行ってもた?
辿り着いた先には数名の同業者がホッとした表情で談笑中。間違いない、時間を見誤った。念のため話し掛けてみたけど、やっぱり今通過したとのこと。それはそうと何この状態? この場所に此の人数は画期的。今後は激しくなる立ち位置争奪戦を覚悟せにゃならんのか・・・
● その翌週 ● 普段通りの8月3日(土)
今回は通過半時間ほど前に到着。ありゃ?誰も居ない。先週の混雑は何やったんや? 考えてみれば先週は夏休み初日。どっと湧いた俄ファンは1度撮れたらそれで満足して来なくなったんかも。結局この日は通過数分前になって同業者が2名現れたのみだった。
● 迷い ● 2ヶの立ち位置候補
この様な跨線橋から撮る場合は架線・電線をどう避けるかが悩みどころ。 “すいてつ” 流だと、此処には真っ正面アングルとサイドアングルの2ヶがある。どちらで撮ろう?(絞り込めないにのが “すいてつ” 流の甘いところ) 比較のため取り敢えずサイドアングルっで撮ってみる。チョイ早切りやな(やはり甘い)。 (のぞみ30号 米原-京都)
何で後方を隠す?感があるが、捨て置くには勿体ない。後日機会があればコッチのアングルでも撮ってみることにしょ。
● いよいよ本番 ● T4上り停車線検測
ひかり・・・もとい!のぞみ検測よりも14分遅いスジのこだま検測。陽の入りの遅い晩秋の撮影ならどうなるだろうなぁ、と思いながらシャッターを切る。確かピーカンだった前週とは異なり薄曇りなのは逆光には朗報である。 (T4 副本線検測 米原-京都)
カモノハシの特殊な前頭形状のおかげで、逆光ながら面潰れにはならずに済んだ。だがお判りのように気になるのが架線柱。その場合、架線柱の下側に絵を作るのが一般的かもしれない。試しに前コマを4×3にトリミング。
思ったより悪くないが窮屈。 “すいてつ” としては稜線を入れたい。架線柱を避けて稜線を入れようとすると、跨線橋の手摺りの下から狙うしか無い。以前やったみたいに、地面に這いつくばってみるか・・・
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