気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

火事!

◇ バケツリレー ◇

 社会人となってからは通勤が不便なので、家から通ったことは無い。ただ居住地は近かったのでしょっちゅう実家には帰っていた。そんなある夜、近所に鳴り響くサイレンの音。何と実家の4軒先が火事!(とは云え庭付きの元農家なので40mほど先)消防車は表から放水しているが、火元は裏側の仏間。近所の方々と及ばずながらもバケツリレーに参加することになった。
 やがて裏側にもホースが延びて来たので、一緒に筒先を持とうとすると、それは間違いとのこと。放水補助員はホースを地面に押さえつけて固定するのが役目。ここに詳しい ↓

 実はこの時カメラを持って駆け付けたのだが、とても撮ることは出来なかった。昭和末期の頃のお話。

◇ 消火器 ◇

 ある大事故に出くわしチラチラと火が見えたので、消火器を初めて使用することに。延焼は無いと判断出来たので落ち着いて操作することが出来た。消化器に書かれている内容を読み、その通りに操作してイザ消火! レバーを握ると勢い良く消火液が出てきたので、慌てて目標を定める。鎮火出来たので良かったが、この失敗は多いのでは無かろうか。消火液は最初が勢いがいいので、目標を定めずにレバーを握る失敗は致命傷になりかねない。以下の手順を厳守!
 <1>安全ピンを抜く
 <2>ホースの先を持ち、目標を定める
 <3>レバーを握って消火!
 次は会社での出来事。隣室でボンッ! と音がしたので、覗いてみると当事者が火を消そうとウロウロ。一瞬待ってみたが消せそうに無いので またもや消火器を手にする。傍にあった消化器で消し止めたが、これが粉末消火器。レバーを放しても止まらない。ホースの先を押さえて外に出て、勢いが止むまで放出し続ける羽目になった。辺り一面ピンクの世界。

◇ 重大な過失 ◇

 珍しく早くに帰宅(アパート)してみると、玄関を開けっ放して知らぬ人が大慌てで出入りしている。何事?
 状況はこう。妻が火を点けたまま近くに買い物に出て鍋に火が点いた。幼い長女が隣家に助けを求めたので、急いで消して下さったのだ。感謝しても感謝し尽くせないとはこの事。長女には機転を褒めてやったら、全く関係ないことでも隣家に駆け込んでいったのには参った。

◇ 黒煙 ◇

 今の高層マンションに移って間もない頃、名神高速道路の向こうに黒煙が上がっているのが見えた。何かな、と思ってみていると、やがて大きな炎に! その頃には消防車が向かって行ったが、早くに気付いていたのに通報出来なかった事が悔やまれる。10年以上前のお話。

◇ 通報 ◇

 何やら白い煙が流れている。下の方に見えるビルの窓から出ているように思える。ちょっと迷いながらも通報。そしたら来るわ来るわ、数台の緊急車両。結局は見誤りで、先頭の燃料の重油を足した時に煙が多く出て、それが隣のビルの窓付近に漂っていたのだった。これに懲りずに気付いた時は通報を、と言って下さったが、何はともあれご迷惑をおかけしました。数年前のお話。

◇ ボヤ ◇

 昨夜(5/22)マンションまで帰ってきたら、その先の細い路地が緊急車両で埋め尽くされていた。どこかノンビリとした雰囲気だったので、誤報?と思って近付いてみると、「放水!」との声が。

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 延焼でもしたら大変なことになる。火の様子を確認しておこうと近付いてみると、どうやらボヤ。少し前まではかなりの臭いが漂っていたらしい。現場はすぐ先を曲がった所の雑居ビルの2階らしい。

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 大事にならず良かった。救急車も来ていないので、怪我人も無かった模様。でもボヤとて火災。一応の検分はする必要があるようで、対策本部が設置されていた。

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 人災であっても故意や重大な過失でなければ賠償を請求出来ないのが火事。皆さんにおかれましては充分にお気をつけ下さい。