気ままな 汽車好き

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近江鉄道 雪の記録(2020-21) <10> 雪國へ (1/30-Ⅱ)

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雪國見っけ

 八日市駅で長停車した後、乗っている電車は一路北へと進路を取る。期待の愛知川橋梁は八日市駅と同じ程度の積雪で、撮るには汚い感じ。だが愛知川駅まで来ると雪に覆われ尽くされた光景が広がり始める。よし、狙いは多賀線だ!
 彦根附近が雪ならば、是非撮りたいのが彦根口駅の情景。多賀線は後廻しにして、先に其方に向かう。途中の高宮駅ではすっぴんになった806Fと交換。前夜は日野駅停泊なので、米原駅まで行って戻ってくる間に これだけの着雪になっているわけだ。 (806F 2801レ 高宮 7:32)
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 乗っている電車は通学生で一杯。その多くは “すいてつ” と同じく彦根口駅で降車したので、停車時間が延びてしまった。これ幸いと その間に構内踏切に立ち位置を定め、発車していく電車を激写! なかなかエエ感じ。 (101F 9100レ 彦根口 7:38)
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 15分後には本命の構図で下り電車をパチリ。駅周辺は住宅地(但し右側には高校と畑が少々)なんやけど、信じられる? (102F 1901レ 彦根口 7:53) 

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 撮った102Fは前夜米原駅停泊。流石に着雪は多い。ペコちゃんよろしく連結器が横向いてるけど。

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 多賀線を分岐する高宮駅まで戻ると、今度はピンクの電車がお出迎え。前夜は八日市駅停泊なので、着雪は少ない。 (810F 9102レ 高宮 7:59)
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大雪原を見渡す 

 多賀線に乗り換え、一駅目の「スクリーン」駅で下車。証拠として(?)駅外に向いた駅名標(こちら側の面へ取り付け用に隣駅の配置も変えてある)もパシャ。
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 因みに近江鉄道で “すいてつ” が乗車(または降車)したことの無い駅は、これで水口石橋駅のみとなった。
 積雪は20cm以上あるが、ベチャ雪なので水溜まりが点在している。へばりつくわ、濡れるわの かなんタイプの雪。道路は当然幹線しか除雪されていない。ゆっくり雪中へ歩み入れ、駅からほど近い場所に立ち位置を定める。電車は終点(隣駅)ですぐに折り返してくるので、ノンビリは出来ない。風が強かったが、それが少し収まった時に珈琲電車が遠くに姿を現した。 (スクリーン-多賀大社前 802F 4304レ 8:27)
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 次は、晴れてれば奥永平寺の県境の山々が背景となるアングル。その山々は今は吹雪だろう。
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 そして引き付けてのショット。普段は目障りなコンクリートポールが、雪を纏って素敵な小道具に変身してくれている。
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