◇ 2020年３月ダイヤ改正 ◇
ダイヤ改正の度に色んな列車が消滅し、どんどん貨物列車が単純化されていく。その方が効率的なんやろけど、ファンとしては寂しい限り。勿論新しく設定される列車もあるけどね。
今回琴線に触れた(？)のは２つの出来事。石炭輸送の廃止と大牟田の専用線の廃止。石炭輸送が未だに続いてることを知ったのはつい最近、だから逆に安泰やろと思ってたから寝耳に水やった。一方の大牟田貨物。大牟田の専用線で生き残る超古典機は、30年ほど前に九州を乗り鉄した際に初めて目にして驚いた。それが今も残っている事にこれも安心しきってた。これは行かんとあかん！
◇ いつ行く？ ◇
次の週末は世間は３連休。こんな時に行ったら、下手をすれば列車はウヤだったり人だかりだったりと碌なことあれへん。そもそも安うないと予想されるし、貧乏鉄には辛い。
じゃ翌週は？ ダイヤ改正まで２週間のギリギリのタイミング。此れしか無い！ でもこの２箇所、どうやって行くねん？
◇ ２往復すれば４回の移動 ならば･･･ ◇
石炭貨物は関東地区の列車で日曜日運休。ならば金曜日の夜行バスで東京入りか。ほんだら、どうやって戻って来たら安う帰れる？ 一方大牟田貨物は日曜日も走ってるようやけど朝が早いし、前日に九州入りせんといかん。これは高うつきそう･･･ そうや、ＬＣＣならどうや？ 調べてみたら熊本便が安そう。でも昼行便なので九州入りする日は一日潰すことになってまう。それにこの２箇所。どっちを翌週、どっちを翌々週にすんねん？ いくらケチっても高つくなぁ。
そや、関東から九州へ飛んだらエエんちゃう？ ３回の移動で済むやん。え、例の熊本便、関空からより成田からの方が安い！ どうなってんねん？
◇ 前代未聞のプラン完成 ◇
此処まで来るとプランニングは早い。バスは通常シートだと辛いから “ゆったり” で探す。成田－熊本便は夕刻の良い時間帯に安い便が有り、これは好都合。大牟田貨物は熊本から朝の移動で充分なので熊本に安い宿を探す。帰りはｅ5489の早割が２週間前なら安い。これで決まり！ 何と豪華なケチ旅行 !!
◇ 破綻した撮影スケジュール ◇
兎に角切符の手配を済ませ、あとは現地の撮影プランを練るのみ。でも “すいてつ” は横着。関東の知り合いに撮影ポイント等を教えてくれへんかと依頼。九州の方も知り合いに、専用線貨物撮影後に撮れるエエ列車が無いかを尋ねることにした。
関東の方からは「川崎新町や尻手連絡線が好いよ」との返答とともに参考写真まで送ってもろた。有り難いこってす。感謝致します。九州の方は新型コロナウイルスの関係でお忙しく、その日は同じ予定をしているが可能なら同行とのこと。これも大変に嬉しいご返事だが、降って湧いた災難に振り廻されておられ、非常にお気の毒。
関東の方からご返事を頂いてすぐに「今日の２月25日が石炭貨物の最終日かも」との連絡があった。実際その通りやった･･･ 残念。でももう切符は手配したんやし、関東には他の魅力あるネタもあるんでプランは強行すんねん。
◇ 初の “WILLER EXPRESS”！ ◇
“ゆったり” で探すと、今回はWILLER EXPRESS(リラックスシート)が一番安かった。ホテル品質を目指しているようで係員の対応も他のバスとは違う。一度乗ってみたかってんから期待してまっせ。普段は撮らへんバスの写真も、今回は撮らん訳にはいかへん。乗降側は前面から、反対側は後部から撮るらしいけど、其処まではエエやろ。車内の様子は撮って無いしwebの方が詳しいので、そっちをご覧あれ。一番前の席やったけど、そないに窮屈には感じひんかった。（ “すいてつ” は178cm，84kg位）
＊南草津 2345－(J261)－640 川崎駅東口 ￥5,600
雨が降ってるけど、この雨を追い越して関東入り出来るはず。よっしゃ、出発！
⇒ 弾丸撮影ツアー②に続く
