気ままな 汽車好き

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弾丸撮影ツアー⑧:19号機の牽く専用線列車 (2020.3/1)

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◇ 再び会えた古典機 ◇

 前篇で書いたようにン十年前に九州を乗り鉄した際、小倉から始発で大牟田入りした時に見たのがこの機関車。その時でも既に古典機な訳で、その存在にもうビックリ。更にその機関車が令和の今も現役で、この場で再び会う事が出来た! 感激以外の何物でも無い。「前篇で既に会ってるやん!」いや、まぁ、そうなんやけど、間近で会えたと云うことで・・・。
 奥の方で停まっていた2台の機関車がいつ動き出すのか判らないので、よそ見をしているといきなり鳴り出す踏切警報機。慌てて撮ったのがこの一枚。格好いい! 素晴らしい !! お見事 !!! 最高 !!!! (8:21)
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 大通りを横切る踏切で撮るのが有名だけど、専用線の風情にあふれた宮浦操車場からは立ち去り難く、結局ずっとここで眺めていた。タイトルには専用線列車なんて書いてしまったけど、全て宮浦操車場での撮影なので悪しからず。

◇ 単機回送 ◇

 大牟田で待つEF81 406(1052レ)に荷を送り届けた19号機は、一旦宮浦操車場まで戻ってくる。19号機と背後の化学プラントとの取り合わせも なかなかのもの。写真は後追いだが中途半端な串パンやね。 (8:33)
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 小一時間の休憩のあと、19号機は再び大牟田へと回送される。1051レからの荷を受け取るためだが、何でさっき受け取ってこなかったんだろうね。 (9:25)
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 この間大牟田では、HD300が仮屋川操車場まで1051レの荷を送り届け、1052レへの荷を大牟田まで持って帰ると云う操車が行われているはず。仮屋川操車場は大牟田駅構内と見なされているためだが、HD300の本線走行は珍しいはず。ただ “すいてつ” にはHD300とDD200の見分けが付かない。JR機だから? いや、実はDE10とDE11の見分けも付かない・・・

◇ 仕業を終えて ◇

 大牟田から1051レの荷を携えて19号機が戻って来た。往時の列車もそうだったが凸電に相応しい小編成列車。実際には以前はもっと編成は長かったはずで、それはそれで見応えがあっただろう。 (9:35)

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 引き寄せてもう一枚。雨滴が・・・
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 この19号機は18号機とともに45t級の芝浦製作所(⇒東芝)製で、18号機のナンバープレートがゴシック調であるのに対し、19号機は明朝風。 “すいてつ” には19号機の方がしっくりくる。
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 宮浦操車場に到着後、19号機は直ぐに切り離され奥で留置。一日の仕業を終えた19号機はこのままパンタを下げ、明日まで眠りにつくことになる。 (9:40)

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⇒ 弾丸撮影ツアー⑨に続く