気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

弾丸撮影ツアー⑦:いざ大牟田へ! (2020.3/1)

前篇はこちら ⇒ 

◇ 熊本を発つ ◇

 何度も書いてるような気がするけど、初めて九州を乗り鉄した時は未だDE10が「タウントレイン」HMが付けていた頃。「なは」のレガートシートを利用したが快適だった。その後熊本以南を乗破。北の方は小倉から始発で大牟田入りして西鉄で折り返したので、大牟田~熊本が夜間睡眠通過の未乗線区扱いとなっていた。今回の乗車で鹿児島線が完乗となるハズ。

*熊本 625-715 大牟田

 だがしかし、玉名以南は未だ暗かった。滋賀よりほぼ20分朝が遅い。また乗りに来んとあかん。駅前には西鉄路面電車が保存されていて、日中は車内が開放されている。大牟田市内線なんてのがあったんや。
f:id:hato_express:20200327091050j:plain

大牟田貨物 ◇

 大牟田駅では例の九州の某氏と合流。急遽休めることになったとかで北九州から駆け付けてくれた。彼さえいれば百人力!(また人に頼る・・・)
 そうこうしているうちに大牟田貨物が到着。ローピン車の充当とは運が良い。以前1052レをED76 83牽引で撮ってるので、上手い具合に国鉄機牽引で撮り揃えることが出来た。(EF81 406 1051レ 大牟田 7:57)
f:id:hato_express:20200327091044j:plain
f:id:hato_express:20200327091047j:plain
動画はこちら。前夜の銀王様と合わせてご覧あれ。


 1052レの、ED76 83牽引の記録はこの中。(1'45"~)

 

◇ レンタサイクル ◇

 さて専用線を撮るには、某氏の車で移動すると駐車に困るかもしれないし、徒歩だと少々時間が掛かる。そこで西鉄大牟田駅でレンタサイクルを借りることにした。自転車はホームに置いてあるので、駅員に断り無料で入場。事務室で手早く手続きを済ませて宮浦操車場へ。(冒頭の204号電車はこの時撮ったもの)
 大牟田が古くから栄えた街である事は、自転車で走るとしみじみと感じられる。区画がゆったり、川に架かる橋の造形も凝っている。特に観光名所というものが無かったとしても、ゆったりと滞在するには良い街かもしれない。
 宮浦操車場へは自転車だと直ぐに到着。他に自転車組はいない。ファンは数名ほど。いや、ファンの観察などしてるなんて勿体ない。目の前には素晴らしい光景が広がっている。大煙突が見事。(炭坑節の煙突ではない)
f:id:hato_express:20200327091054j:plain
 左の11号機関車は手前側にバッテリー車を連結。パンタを上げているのは充電中のため。右の19号機関車は1052レへの荷を繋いで待機中。黄タンクは液化塩素用で、2日に一度くらいの連結らしい。(ブログ「眠れないマクラギを数えて」による)周囲の施設も見事なくらい風情たっぷり。軌道はと云うと一見昔のままのようだが、コンクリート架線柱に建て替えられていたりレールも歪みが見られないなど、しっかり保線されていることが伺える。
f:id:hato_express:20200327100134j:plain
 片隅には今は使われなくなった貨車が留置されている。ン? 一段リンク車? アップにしてみるとまさしくそうだった。それにしても「ハト」って云う形式、まさか客貨両用じゃ・・・(「ハ」が前にあるから旅客用が優先? ンな阿呆な!)
f:id:hato_express:20200327091058j:plain
f:id:hato_express:20200327091101j:plain

◇ 交流電鐘式踏切 ◇

 ここの踏切、あとで調べると踏切警報器は交流電鐘式だった。残念、もっと良く見ておけば良かった。電鐘式という名ではあるが音色はほぼ電鈴式と同じで、熊本電鉄の電鈴式に比べると古くさい感じ。音色は次投稿のリンク先で確認してもらうこととして、警報機の部分をアップしたものを載せておく。これは裏側なので、表側の写真をどこかの踏切で撮って来にゃ・・・

f:id:hato_express:20200327103744j:plain

⇒ 弾丸撮影ツアー⑧に続く