気ままな 汽車好き

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『WestExpress銀河』の旅 <Ⅷ> 終着:出雲市駅へ

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運転停車が忙しい ◇

 生山駅を発車して2駅、黒坂駅で『WestExpress銀河』は長停車。勿論運転停車。対向する列車を撮ろうと、後部展望・フリースペース「彗星」には3人が集まった。2人は側窓から撮ろうとしてるので “すいてつ” は後部窓から ゆったり構えることが出来た。先の生山駅での様子といい、どうも いわゆる “鉄” は、他には乗り合わせていなかったようだ。
 対向して来たのは「やくも4号」(写真左)。国鉄型特急車輌の4輛編成は、ちょっと寂しいな。
f:id:hato_express:20201211013908j:plain 岸本駅では「やくも6号」と交換(写真右)。島ホームの駅なので、少々苦しい撮影。
 先の黒坂駅では「やくも4号」通過後、普電が到着するのを待ってからの発車だった。普電は上り初電の820M。短い2輛編成だが、切り妻といい末期色といい、この光景の中で存在感は凄い。
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米子駅にて ◇

・・・-7:46 米子 8:18-・・・

 本州を横断し、米子駅に到着。さて、ゆっくり『WestExpress銀河』を撮ろうかと構えていたら、原色(実は地域色)のキハ47がやって来たので並んで頂く。奥には境線の目玉おやじが見える。
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 キハの列車番号は、調べてみると232K。変な列番。
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 そうこうするうち「スーパーまつかぜ1号」ともご対面。これだけ撮りゃいいかな。
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◇ 銀河特製幕内弁当 ◇

 米子駅に停車すると、朝食の配布が始まる。米子車掌区の記念乗車証が添えられていた。朝食の弁当はなんでも「星空舞」という品種の米を使っているそうだが、駅弁で食べる限りでは違いは判らない。やはり炊きたてで戴かないと。
 弁当は通常使われていると思われる折り箱を『WestExpress銀河』で表装したもの。星空をバックに走る夜行列車は絵になるが、宙を飛ぶのはちょっと違和感が・・・
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  “すいてつ” にとって駅弁の量は物足りないのが常なのだが、朝食としてみるとボリュームは大きい。此れが後々尾を引くことになる。

◇ 一路 終着駅へ ◇

・・・-8:26 安来 8:28-8:45 松江 8:48-9:01 玉造温泉 9:02-9:15 宍道 9:17-9:31 出雲市

 下り列車は、山陰地区は降車専用となるらしい。団体専用だからと云うわけでは無さそうだ。案内表示板の表記は特別なロゴにはなっていなかった。各地区に任されているのかな。
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 米子以降は短時間停車なので特に写真は撮っていない。朝食後をゆったり車内で過ごすうちに、列車は定刻に終着出雲市の駅に到着する。

 ⇒ 次篇に続く