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◇ 南方駅 ◇
千里線100周年を記念して駅パネルが置かれているのは、北大阪電気鉄道が開業させた駅計8駅(当時は10駅だったのが統合されている)。なお十三駅は箕面有馬電気軌道が開業させた駅であるので、駅パネルは置かれていない。
南方駅では駅パネルは下りホームに設置されている。駅パネルだけで無く開業100周年を祝う横断幕もある。
駅パネルは各駅同じ構成で、左の年表部分は駅名以外は全く同じ。
年表部分だけアップにしてみたが、細かく書かれているので見辛いかもしれない。詳細を読まれるならHPをご覧になった方がいいかも。
写真部分はご覧の通り。月刊の沿線情報誌「TOKK」「阪急沿線」の表紙で見掛けた写真も多い。
◇ 崇禅寺駅 ◇
崇禅寺駅も駅パネルは下り線に設置されていたが、唯一改札の外に設置されている。
路線改良中の写真は「TOKK」「阪急沿線」に掲載されたこともある。旧東海道本線の線路跡が伺える貴重な記録。
◇ 淡路駅 ◇
駅パネルは地下道に面した、北側の改札口付近に設置されている。
旧配線図が非常に興味深い。
ココまでをスライドショーにしてみた。上の写真よりアップにしてるので見易いかもしれない。
◇ 下新庄駅 ◇
横断幕は撮り損ねた。改札口付近に設置されている。改札口は1箇所なので迷わない。
神崎川橋梁にあった東海道線時代の橋脚は非常に貴重なもの。北大阪電鉄開業時には橋脚を追加し、橋梁の桁長が短くて済むようにされたようだ。当時はその方が安かったらしい。橋梁自体も当時を知る遺構として貴重かもしれない。何れも撤去が進んでいるが保存はされないのだろうか。
◇ 吹田駅 ◇
特徴ある南側の地下改札に設置されているのかと思ったら、設置されているのは北側だった。横断幕は下り線の改札口にある。
駅パネルは吹田市役所に近い、上り線の改札口に設置されていた。
駅が統合される前の配線図が興味深いが、車庫が有った時代の記録は残っていないのだろうか。
◇ 豊津駅 ◇
豊津駅は改札口が1箇所なので迷うことは無い。横断幕は撮り損ねた。
◇ 関大前駅 ◇
横断幕は下り線ホームの北側に設置されている。
駅パネルも北側改札口付近に設置されている。照明の反射が多く写り込み、写真では見辛い。
駅パネルの写真部分アップは、照明の反射が写り込まないように上方から1枚づつ撮影し、編集で歪みを直して合成させてある。これは他の駅も同じ。
千里山遊園は “すいてつ” の祖母が幼い頃に連れらて行ったことがあり、往時の話を鉄道ファンの立場で興味津々で聞いた。ここにも駅統合前の配線図が書かれ興味深い。ところで旧駅名は花壇町駅なのだが開業当初は花壇前駅だったのか。ややこしい。(文言訂正しました)
◇ 千里山駅 ◇
この駅の横断幕を撮り損ねたのは痛い。最初に訪れた駅なので、横断幕がある事を知らなかったのが原因。駅パネルは下り線ホームに設置されている。
千里線100周年のHM取付は6月末まで。駅パネルも多分それまで。見応えがあるので、是非来訪を!
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