気ままな 汽車好き

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近江鉄道 静かなる変化 第22報② 進み始めた太郎坊駅前整備

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 日野駅  ATS調査

 近江鉄道に安全側線が設けられている対向駅は少なく、それが為か構内進入時は最徐行運転となっている。スピードアップ(=所要時間短縮)を実現するには、最高速度を上げるよりも速度制限の緩和の方が効果が大きい。またATS等の保安装置をより安全度の高い設備に更新すると、制限の緩和が可能となるらしい。
 その試験だろうか、日野駅では50km/hのATS調査が行われている(みたい)。写真は2021.5/1に撮ったものだが、今も制限票はそのままなので調査は継続中と思われる。
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 信頼性が第1番に問われる設備なので長期試験されているのだろうか。もし交換駅構内への進入速度が緩和されたなら、相当な時間短縮が実現すると思われる。是非とも早く実現して欲しい。

 桜川駅  川合道小房踏切

 前回記事にした時は踏切だけが工事済みで道路はこれからといった感じだったが、今は道路の拡幅が終わっている。(2021.7/11撮影)
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 道路は車道より先に歩道が整備され、近くの小学校への登下校児童の安全が確保されようとしている。そして最後の最後に車道を舗装し直し、ラインが引き直されるのだろう。

 八日市駅  駅前にマンション建設

 八日市駅に隣接する市有地の活用策は、結局マンション分譲となった(えらく安易)。(2021.6/19撮影)
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 居住者が近江鉄道等公共交通機関で生活圏内の移動や通勤を行うならいいのだが、やはり乗用車無しと云う訳にはいくまい。そうなると計44戸に対し18台の機械式駐車場というのがネックとなりそうな気がする。官民連携プロジェクトなので分譲価格自体は安く抑えられそうだけど。

 豊郷駅  駐輪場改築

 9月末までの工期で、駐輪場の改築が始まっている。確かに屋根が傷んでたなぁ。(2021.7/23撮影)
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 駅前広場の一角を区切って(仮)屋外駐輪場が設けられている。

 太郎坊宮前駅  駅前広場

 未舗装状態が長く続いていたが、ココにきて一気に工事が進み始めたみたい。街灯が整備されてアスファルト舗装がなされ、歩道の敷石と思われるものが山積みとなっている。(2021.7/11撮影)
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 翌週には歩道の敷石が敷き詰められ、誘導ブロックも貼り終わっていた。すぐにも供用開始出来るように見えるが、工期は10/31まで。ただこれは駐輪場周囲の整備も含んでいるものと思われる。(2021.7/16撮影)

 太郎坊宮前駅市辺駅  四ツ辻踏切

 重軌条化(50kgNレール)と踏切道の更新がなされていた。黒い箇所が中継レールで、手前側が40kgNレール。レール高の差が13mmしかないので、中継レールの存在には気付き難い。
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 400Rだと一般的には制限速度は75km/hまで可能なはず。重軌条化を機に制限速度を上げてみては?

 近江八幡駅  何のセンサ?

 改札口から電車停車位置間に向かい合わせで1対取り付けられている。何なんだろう?(2021.5/9撮影)

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