気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

18きっぷ 阿波の旅 弐 牟岐線

前篇はこちら ⇒

● 朝の徳島 ● Go West! 今度は競歩 ?!

 徳島港までは135分。僅かな睡眠しか取れないが幸いグッスリ眠ることが出来た。徳島の天候は良い。 (2023.8/13 4:50)

 下船して驚いた。タクシーが1台もない!牟岐線までは徒歩か、こりゃキツイぞ。
晴れてて良かったなぁ、暑いけど。 (2023.8/13 4:59)

 徳島港から阿波富田駅までは3.7km,写真を撮ったのが4:59、列車の発車まであと35分!

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 普通の急ぎ足では間に合わない。超大股を維持して這々の体で辿り着く。良かった、水分補給が出来る!(自販機がある!買う時間がある!) (2023.8/13 5:31)

 当然列車は直ぐにやって来る。単行か・・・

 阿波富田534-523D(阿南以遠4523D)-803阿波海南

● 船より長い牟岐線 149分の南下旅 

 立江駅で対向したのはキハ40系。JR四国には20両が残存してるが、2025年度から置き換えが始まるとかなんとか。その関係だろうか、次駅との間でカメラマンが雛壇を作っていた。 (520D 2023.8/13 5:59)

 桑野駅では1000型改造の1200型と対向。 (822D 2023.8/13 6:34)

 由岐駅で対向したのも1200型。 (528D 2023.8/13 6:56)

 日和佐駅到着後直ぐ姿を現すのは特急「むろと2号」。 (5052D 2023.8/13 7:13)

 乗車してきた単行列車は阿南駅でツーマンからワンマンとなり、列車番号も523Dから4523Dへと変化。字幕も「ワンマン」入に切り替わっている。日和佐駅で暫し停車。

 「むろと2号」の発車を見送る。4523Dは18分後の532Dの到着を待ってからの発車となる。

 牟岐線で印象的だったのは緑のトンネル。線形の良い区間が多く一直線に見通せる区間ではご覧のような光景を見ることが出来る。(復路に撮影:阿波福井~由岐)

 一方で牟岐線は「阿波室戸シーサイドライン」という愛称を持つが、海はところどころで垣間見えるものの眺望は良くない。

● 阿波海南文化村へ ● Go East! みたび徒歩

 牟岐線の終着駅、阿波海南。その先、阿佐海岸鉄道に繋がっていた線路は切られている。

 ほどなくして接続列車の阿佐海岸鉄道133便が到着&発車。牟岐線の列車も連絡を取って折返し発車していくが、牟岐線へ乗り換える乗客はいない。 (4538D 2023.8/13 8:18)

 さてここで、やっと “すいてつ” のBreakfast-Time。牟岐線阿波海南駅前にある阿佐海岸鉄道の阿波海南停留所の、右奥に見えるドラッグストアが食料調達場所。値引き品、無いなぁ。街中のように競争関係にある立地の方が値引きは多いようだ。でもここで食料を調達したのは正解だった。時刻の関係もあるが阿波海南文化村には何も無かった。

 阿波海南文化村まではノンビリ1.1km。

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 阿波海南文化村には8:45頃到着したが、誰も居ない。

 左端の建屋:関船展示館が自由に入れる状態だったので見学。

 建屋の妻側の壁には、飛び出すだまし絵が描かれている。

 建屋の中に展示されているのは浅川天神社の関船。実はコレ、だんじり。大里八幡神社秋大祭には6台の関船が駆け抜けるそうだ。参加者を募集しているので、興味ある方は是非。

 関船の説明板。

 ・・・・

 9時になると博物館が開館するが、入場料を支払ってまで見る気は無いのでパス。次の予定までの残り時間は、関船展示館の隣のいきいき館のロビーで休息と相成った。

 え?肝心なことが書かれてないって? それは次篇で。