気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

関東完乗! 羽田篇

前篇「神奈川篇」はこちら。

◇ そうだ 羽田へ行こう! ◇

 そういや前に乗ったときは空港への延伸工事中だった。モノレールのこと? いや京急電車。あの時はモノレールの延伸工事は済んでいて喜んで空港快速に乗ったっけ。
 羽田へは横浜方面からは、何と直通急行が10分毎運転! 本線の運転は他に快速特急と普電が10分毎。12分毎ならともかく10分毎に3本の列車はかなりしんどいスジのハズ。これが品川からだと1時間に12本の快速特急と9本の普電。凄いなぁ~
金沢八景 806-841 京急蒲田
京急蒲田 844-856 羽田空港国内線ターミナル
 金沢八景から乗ったのは特急だが2100系だった。なかなか雰囲気の良いクロスシート車。ただ京急の特急には えらい目に遭ったことがある。関西では普通電車の車両交換はあったが、京急では特急の車両交換が存在した。交換車両はドア1枚分下がった位置に停車していたので、先頭のドア2枚分の乗客が先頭ドア1枚に集中(この時は1000系)。今もこんな事やってるのだろうか。
 乗換の蒲田駅は高架化前の記憶は無いが、下りが3階で上りが2階となった構造は空港直通前提で合理的。(写真撮っときゃ良かった・・・)延伸部分は大シールドトンネル(?)で電車はぶっ飛ばす。そしてこれにて京浜急行電鉄再完乗!

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◇ 今と昔 私鉄の乗り潰しは雲泥の差 ◇

 何だかんだで出発前の予定より、かなり早く着いてしまった羽田。バスが早く着いた関係もあるが、乗換時間に余裕を持たせておいたことが功をなした。いや、それ以前に私鉄の時刻が克明に判る今のネット環境は凄い。
 ネットなんて言葉すら無く、まだ音響カプラが幅をきかせていた時代は、全国版の時刻表に書かれた「この間〇〇分毎」の文字を頼りに私鉄の乗車スケジュールを組んでいた。私鉄時刻表も漸く発売され始めた頃だったし。待ち時間=運転時隔で見ておけば若干余裕がある程度で実際には廻れた。そんな状況だったので、旅に出る頃にはスケジュールは諳んじていたっけ。
 列車撮影も自分の足が頼り。先ずは行動、そこで出合った同業と挨拶を交わし、情報を交換。そうやって撮影の幅を広げていったなぁ、情報は貰う一方だったけど。或る夜、仲間内から電話。「今銀河51号がロクイチ牽引で出たと東京から電話があった」! 懐かしいなぁ、今から思うと不便も多いけど。

◇ 大広告 ◇

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 駅にはこの広告が滅多矢鱈に貼り出してある。多分CMも流れてるんだろう、かなりインパクトがある。このからくりは延伸部分の加算運賃の引き下げによるもの。¥300はかなりお手軽。

エアポート快特は600形 ◇

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 乗車したのはエアポート快特初電。次の羽田空港国際線ターミナルを出ると品川までノンストップ。600形なので運転室後部は前向きクロスシート。乗車客は少なく人目を気にせず陣取れる。折角なので前面展望をビデオに撮ればよかった。

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◇ 遅れても平気 ◇

 蒲田手前では一時停車し、横浜方面からのエアポート急行の発車を待つ。どうも遅れている様だ。蒲田を過ぎてからも先行の普電に当たるので徐行が続く。
 運転席のドア横ではC-ATS装置が最高速度を表示している。面白いが運転士用では無さそう、真横を見上げる形となるので。なお品川までの地上区間では120km/hが表示される区間は少ない。
 泉岳寺出発時は3分程の遅れ。だが押上までは6駅も通過するのに各停より4分しか早くないダイヤ。余裕綽々なので押上には定刻に到着した。
羽田空港国内線ターミナル 942-1020 押上

◇ 上野へ ◇

 半蔵門線が押上まで延長されてからまだ乗っていなかった様な気がするので、日比谷線乗り継ぎで上野へ。
*押上 1026-1036 水天宮前
人形町 1048-1054 上野
 三越前で銀座線に乗り換えた方が良かったかな? ともかくこれで東京地下鉄の完乗を確認!

関東完乗! 上野篇へ続く