気ままな 汽車好き

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魅惑の停留所探訪 in 日野Plus:甲良線篇    (年末年始ゴールデンパス)

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 ◇ 徒歩も重要な選択経路 ◇

  桜川駅では次の長峰線のバスまで2時間。とても待てないので再び日八線の通る道路まで歩くことにする。その前にもう一枚パシャリ。スカート(排障器)も広告も無いスッキリした姿の103Fだった。一般的にはどうもスカート付の方が好まれるようだが、 “すいてつ” は高速感のあるこの姿の方が気に入っている。折角の湘南スタイルなので、湘南色ラッピング、やって欲しいなぁ。スカ色もエエなぁ。他にも関西急電色,阪和色,新潟色・・・
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 日八線へは朝に歩いた道を戻るつもりだったが、何を勘違いしたのか0.2km遠い川合東停留所の方に来てしまった。やって来たバスは中央扉ながら高床式の車輌。乗降扉が後方にあるのが主流だった頃は、中央扉は一昔前の姿だったので、高床式と相まってどこか懐かしい感じ。車掌は居ないけど。(古!)
*川合東1355-1419近江八幡駅南口

◇ 中山線,南比線は? ◇

 この後は日野地区(長峰集会所は東近江市だけど)を離れて次の目的地に向かう訳だが、平日ダイヤの時にパスが使えたなら中山線や南比線も乗ることが出来る。こんなプラン。
長峰集会所1223-1229市子殿
*市子殿1240-1258日野駅
日野駅1319-1330中山
*中山1330-1341日野駅
日野駅1359-1423上駒月
*上駒月1423-1457日野駅
*日野1547=(近江鉄道)=1633尼子
*尼子1654-1710富之尾
*富之尾1710-1735河瀬駅東口
 この場合今の時期だと甲良線は、乗車時は暗くて無意味なので別の機会に乗れば良い。中山停留所,上駒月停留所、どんなところだろうなぁ。

河瀬駅へ ◇

近江八幡1452=JR=1507河瀬
 琵琶湖線の駅舎がどんどん新しくなって味わいある跨線橋が次々と撤去されてしまったが、河瀬駅では脚部が保存されている。鉄道院時代のものらしい。だが折角の説明板がこの有様。酷すぎる。大概にして貰いたい。  

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◇ 甲良線は離れ小島 ◇

 他の路線と全く接点が無く取り残された感じの甲良線。終点附近は山にぶち当たる感じなので車窓の期待は高い。バスはLEDのドットが細やかなタイプ。1/60sで撮ったが、SSは上げても大丈夫なんかな?
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 バスは田圃の中を淡々と走る。国道1号線を横切り近江鉄道を渡り新幹線をくぐり、更に進むと何時しか犬上川が寄り添うようになる。そして橋を渡ると一気に山峡感が増す。ほどなく終着。

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河瀬駅東口1513-1538富之尾

◇ 平野部なのに山峡感 ◇

 終点に至る道は平坦だったので近江盆地の片隅なのだが、高度を幾分上げて山奥に入り込んだような印象を受ける。期待以上の光景。天候が良くなく低い雲が掛かる様子が、却って山峡感を高めているようだ。

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 大満足で帰途についた。
*富之尾1538-1603河瀬駅東口

<完>