◇ 開いてる姿は見覚え無し ◇
元売店。早くに閉めたと見え、ひょっとしたら開店している光景は見たことあるかもしれないが、記憶に無い。写真は工事が始まる前の姿。こんなのわざわざ撮らないので、撮れていただけマシかも。 (2020.3/7)
◇ 何かしてる? ◇ (3/21)
駅外から見て初めて気付いた元売店の変化。普段は改札から電車に乗り込む時、 こちら側の面に注意が行くことはまず無い。取り壊し? かと思った(実際邪魔)が、それにしては扱いが丁寧。となると待合室へ改造か?
◇ 現場を確認 ◇ (3/24)
元売店に近寄ってみると、照明取付準備が施されているらしい事に気付いた。もし照明を取り外したのであれば、コードがこの様には垂れてないはず。ただそれはそうとして、上屋の柱が綺麗に塗装されてるんとちゃう? と思って過去の写真を見てみると、綺麗な状態が維持されていることが判った。橋梁などと同じエポキシコーティングされているのかも。
◇ 工事が本格化 ◇ (3/25)
床にコンクリートを打つ作業が行われていた。壁には断熱材と思われるものがギッシリ。一体どんなモノに化けるのか、楽しみ。
翌日には壁を貼る光景が見られた。ただこれは残念ながら撮っていない。
◇ 上部が塗装される ◇ (3/29)
紺色に塗られている。もっと明るい色の方がいいんや無い?
◇ ブルーシート? ◇ (3/31)
工事とは関係なさそうな面が何故かブルーシートで覆われている。周囲もコーンで囲われ、いったい何を養生してんの?
近寄ってみると、ブルーシートの下には・・・オオ!
どうも埼玉西武ライオンズらしい。となると上部の塗色はライオンズブルー? 関西に西武ファンがどれだけ根付いているのかちょっと疑問に思ったが、なかなか大胆な施策であることは間違いない。照明も既に取り付けられており、どうやらこの面をライトアップする魂胆か。JR側からはよく見えるはず。
早速TwitterにUPしたが、どうも反応が鈍い。それもそのはず、この日の3/31付けで、近江鉄道サイトには「近江八幡駅ホームに西武ライオンズコンセプトの待合室設置」とある。しかも詳細に。スクープ擬きのつもりだったが、少々残念。
◇ 全容が明らかに ◇ (4/1)
シャッターが閉まったままだったのは養生期間を置いていたようだ。翌日の工事光景では、いよいよどんな仕上がりかが判るようになっていた。と云っても近江鉄道サイト発表のデザインそのものだが。サイトで発表したからもう構わないのか、ブルーシートも外されている。
夜になると様相は一変。どうも工事は大きな箇所は終えたようだ。駅名標までもが交換を終わっている。昼の、旧駅名標と待合室とのコラボは、短時間だけの光景だった。なお、4/6(月)から待合室が供用開始とあるので、シャッターが閉まっているのは今だけの光景かも。
ライオンズと駅名標が合体したパネルデザインには、どうも違和感が拭えない。JR側から見るとこんな感じ。ライオンズだけのデザインの方がエエンとちゃう?
◇ 3方向がガラス面に ◇ (4/2)
改札と反対側の面は手つかずだったが、其処にもガラス戸が取り付けられ、3方向の下部はコンクリートで固められた。これで待合室の構造体が概ね完成。
今までは白いシートでカバーされていた面も、この日からは養生フィルムに。屋根下には手つかずの部分が残る。
◇ 概ね完成 ◇ (4/3)
柱部分や屋根下部分も仕上げられた。もう遅く暗いのに未だ工事中。職人さん、お疲れ様。
あれ? 等身大のパネルは裏返し。
◇ 供用開始前夜 ◇ (4/5)
ありゃ、駅名標の枠もライオンズブルーに塗装されている。この方が良いな。ガラス枠下のコンクリートを最後に打った部分の仕上がりは、写真でご覧の通り。
配電盤(クリーム色なので違和感あり)やスイッチ類も取り付けられ、準備万端。なお腰掛けは白色では無く紺色で、ライオンズのロゴは入っていない。代わりに(?)床にLionsのロゴが描かれた。なんか直ぐに汚れそう・・・
最後に仕上げられた面は、結局シャッターは取り付けられなかった。待合室のシャッター姿は、やはりレアだった! (その記録に希少性が本当にあるのかどうかは疑問)
◇ ホームの先にも気になるものが ◇
八日市線の改良により、近江八幡での縦列停車が無くなって久しい。使われなくなったこの一角は枕木の柵が立ち並ぶ風情ある空間。しかしよく見る何やら木の柵が。柵の向こうの木は切られている。何かが始まる予感。さて、どうなることやら?