前回の闇工臨記事はこちら ⇒
◇ 平日なのに・・・ ◇
たまたま今は午前がフリー。その期間中に2度目の工臨! 1度目は「平日だからムリ」と、阿呆なことに何時ものように考えてしまい、諦めてしまった。この日は桜も咲き残るいい天気。となると、やはり向かうのはあの場所。
あの場所では10名ほどが集まる。平日なのに多いな、と思ったらコロナ休校の中高生? 3密とは無縁のガチャコン撮影と言いたいところだが、ファン同士は密な会話をしがちなので、ご注意あれ。
◇ 愛知川橋梁 ◇
橋梁と云えば以前は赤が常識だったが、あれは錆止め塗装の(ままの)色らしい。近江鉄道では最近は保全が済んだ橋梁はクリーム色に塗られるみたいだが、この橋梁は赤いまま。しかしやや明るい色をしている。この色に塗ってくれたのかもしれない。ひょっとして保全前なのかもしれないが、撮る方としては有り難い。
河岸から撮ってるのは “すいてつ” だけ。皆な河原に降りている。写真の中にも2人入り込んで這いつくばっているが、ビデオに映るから動かぬように約束を取り付けた。
緊張の中ゆっくりとやって来た工臨。旅客営業時代に221形には何度か乗り撮りしたが、工臨となるとまた別。機関車化されギヤ比が上がった吊り掛け音を響き渡らせて・・・と書きたかったが、橋梁を渡る間は実は惰行運転だった。
先ずは一番奥の架線柱のショット。歴史的構造物のトラスがよく判るが、ちょっとゴチャゴチャしてるかな。
その次の架線柱で撮るのが、トラスを際立たせるには良さそうだ。周囲の柱をどうするかが悩みのタネとなる。
川の流れを見せたいならこれかな。水量が少ないのが残念。青い道路案内標識がスノープロワの横に見えているが、これを隠すと架線柱に接近しすぎるし、此処もタイミングに迷う。
最後に引き付けてのショット。ホキが少し隠れてしまった。ただ全部見せるとやはり架線柱に寄りすぎる。立ち位置を考え直すかな。
◇ 五個荘一番乗り! ◇
愛知川から五箇荘駅には一番に駆けつけた。だからって、どうって事は無いけれど。
ついついサイド気味に撮ったら、ホームが入ってしまった。ちょいポカ。
ギャラリートレインと交換。その後機廻しが行われ、砕石積み込み場所へは推進での運転だった。
◇ ここにも一番乗り! ◇
競争しているわけでは無い。何故か一番乗り。ここに至る線路は支線では無く、五個荘駅の側線扱い。と言うことは、運転は作業員でもOKなんかな?
思い思いの方向を向いた木製架線柱がユニーク。味がありますな~
ほどなく砕石の積み込みが始まった。ホイールローダーって云う種類? 力強く、動きもキビキビした感じ。
タイヤが大きいので錯覚するが、この重機、かなり大きい。中の運転手と見比べて頂きたい。数回の積み込みで、ホキが一杯になる。
うまく架線を躱しているのか、思いの外架線が高い位置にあるのか。
ビデオ撮りはしてないけど、好きな人はいるだろうなぁ。YouTuberとしては撮るべきだったか。
ホキ1輌に2つの砕石山を作り、頂上を平らにして完成。次に1輌分だけ前方に移動(その時だけパンタを上げる)し、2輌目にも積み込んで終了。思った以上にスピーディーな作業だった。 (2020.4/9)
動画はこちら ⇒