気ままな 汽車好き

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モハ226 : 雨のホキ工臨 (近江鉄道)

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◇ 今日は雨 ◇

 この日の朝の快速は101F。撮影直前から雨に勢いが無くなり撮影時は小降り、その後は傘が無くともいい状態。ヨシ! と思って先ずは五個荘に向かってみると、日暮れでも無いのに暗さの増しゆく空。やっぱあかンか。
 ホームから撮れるかな、と考えていたが、何の何の上屋が無い。仕方なく新幹線下に退避(車輌下に潜り込んだわけでは無い)。ただ、これで安心と思う無かれ。新幹線高架橋の下は至る所に雫が落ち、立ち位置の確保には一考を要した。

◇ 工臨到着 ◇

 雨に霞んだ向こうから、ゆっくり列車はやって来た。ホーム上にも少しファンがいるようだが、黄線ルールを守っているのか、待合室の軒下で構えているのか、写真には写り込まなかった。高架橋の下には誰も来ず。
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 晴れてれば「松屋」や「マクドナルド」がクッキリだったかもしれない。
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 パンタをスッキリ見せて・・・とはいかないのが望遠系の画角の悩み。接触限界が後の方に見えるので、駅の有効長は長いことが知れる。有効長一杯の貨物列車が走ったこともあったんだろうか。

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 彦根に到着後は入庫する健診電車と並ぶ。貫通扉の有無を別にすると同じ顔に見えるが、実は結構違う。ワンマン表示は取り外されている。

◇ 推進運転 ◇

 前回は駅からビデオ撮りしたのみだったが、今回はデジイチでもちゃんと撮影。雨でなければカーブの内側に立ちたいところ。f:id:hato_express:20200417004000j:plain
 機廻しを終え、積み込み場所へと推進運転されるホキ。前照灯の点灯がアクセント。列車の向こう側には、傘を差して構えるファンがいる。 “すいてつ” は新幹線高架下から雨宿り撮影。やはり横着?

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 ギリギリの切り位置。尾灯が点いてないのが残念。
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 同じ立ち位置から撮れる、最後のショット。微妙な勾配がついているのが判る。そして列車を追って走り出す傘チャリ組が数名。コロナ休校の中高生の模様。今まで何処に隠れてたんだ?

◇ 遮断器 ◇

 砕石の積み込みシーンは前回撮ったので撮影を終えようかと思っていたら、作業員が何やら操作しているのを目撃した。架線の1500VをON-OFFしていたのだ。何で棒を持ってるのかと不思議に思っていたが、このためだった。
 近寄って観察してみる。このような電線の配置は他でも見たことがあるような気がする。同じように遮断器がついているかも知れない。
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 今の状態はOFF。砕石の積み込み時に架線に触れてしまったら大事になると思っていたが、ちゃんと通電は切ってあったのだ。
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 作業員が立ち去る気配は無い。次の操作を今か今かと待ち構えていたわけだが、そうとは知らぬ作業員からはかなり不審に思われたことだろう。遮断器を操作して架線を活線にする作業を激写。その後操作は行われなかったので、砕石を積み終えたのだろうと判断。列車の五個荘出発はまだ先で、そこまでは居られない。さて立ち去るか。

◇ 眼の前に 機関車の車輪 来て止まる ◇

 踏切が鳴り出した。あれ? 電車の時間では無いはずだが、と思って顔を上げると其処に列車が! 
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 積み込み後の留置場所は此処だったのか。となると、前回も此処までは来ていたはずだ。走行シーンを撮り逃したのが実に残念。
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 傘チャリ組が続々と到着する中、何故か幕を廻して留置。その後前照灯を消し、運転士・作業員は立ち去っていった。
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 後位運転台側は「臨時」のままだった。 (2020.4/13)

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