気ままな 汽車好き

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弾丸撮影ツアー=mini=18 : 速星のスイッチャー (2020.4/4)

前篇はこちら ⇒ 

◇ スイッチャーの入れ換えを見たい! ◇

 以前は速星貨物の時間帯が少し遅く、撮影後に丁度いい下り列車があったようだが、今は一時間後にしか無い。さて、どうしよう・・・ 煙突は其処に見えてるやン! 歩け、歩け !!
 速星駅までは2.8km(東廻り、西廻りだと2.6km)ほど、急ぎ足で30分弱だった。DD200は既にお休み状態。新鋭機なので実にきれい。でもこのステンレスナンバー、見辛いな~

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 赤いD200と云い、薄いピンクの桜と云い、真っ白なタンコと云い、澄んだ青空と云い、遠くに望む山嶺(雪山なら最高だった)と云い ・・・・・・ 惚れ惚れする光景。
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 サボに「速星高岡」とあるのは面白い。遠く離れた愛知の管轄とは驚き。

◇ スイッチャー大活躍 ◇

 弧を描きながらコキを押し込むスイッチャー。出たり入ったり忙しくしている。これだけ到着した列車の編成が長いと、押し込むコキと押し込む先、連れ出すコキと帰りの列車の組成は、かなり厄介そうだ。次なる動きが読めないので、写真に撮るのが大変。
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 スイッチャー自体はありふれたタイプのように思える。でもしかし、こんなにじっくりスイッチャーの活躍を眺めるた事は今まで無かった、でも実に面白い。
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 多分手際よく入れ換えは進められているものと思う。考えてみれば当たり前で時は思いっ切り金なり。ノンビリとした入れ換えだと、それだけ企業の持ち出しが増える訳で、結構シビア。
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 スイッチャーが単機になった。やっとラジエーター側が撮れた。今度は何をするのか。
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 今までは速星駅からカーブした先の工場へと貨物を運んでいたが、今からは高山線に沿う建屋側への入れ換えとなる(ようだ)。そして行ったっきり戻って来ず、奥の方で忙しなく働いている。よし、速星駅へ入場するなら今だ。
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 今までは構えようが無く写真だけ撮っていたが、これでやっとビデオ撮りできる、こっちに来てくれれば。そのうち、ちょっとだけコキを牽き連れて小屋まで戻って来た。スイッチャーよ、さあ来い! さあ来い !!  戻って来い !!! え? そのまま停まるん ?? 終わりなんかな ??? それにしては変な状態。奥には白帯のスイッチャーが見える。
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 おっと、スイッチャーだけこっちに来よった。今度は何をすんのか? じっくり見てたいとこやけど、富山行きの列車が来てしもた。これを逃すと次まで待つんが大変、後ろ髪を引かれる思いで速星を発つ。
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*速星 946-1005富山

 車内からもしつこくカメラを向けていると、丁度タンコを推進していく光景に出会えた。スイッチャー+タンコがやっと撮れた。この方が絵になる。
 この後は富山駅に戻ってから、富山地方鉄道市内線に乗ってのビデオ撮り。その成果は前篇でご紹介したとおり。早朝に着いてから、結構忙しい。

動画はこちら ⇒

⇒ 弾丸撮影ツアー=mini=19 に続く