◇ 本格復鉄 ◇
趣味を変わらず続ける事は難しいもの。辞鉄とまでは云わないものの疎鉄な日が長く続いていた。
鉄な日が多くなったのは「銀河」の廃止がきっかけ。気付けば機関車牽引列車は数えるほどになっており、地元を走るこの名列車の廃止は痛かった。もうこんな目には遭いたくないと、これをきっかけに「きたぐに」を積極的に撮るようになった。終焉時には「日本海」も撮りに、湖西線へとよく通ったものだ。
客車列車が気軽に撮れなくなると、意気も消沈。その後は近江鉄道モハ220形を撮ったりしてたが、「SL北びわこ」の回送を撮るようになった事で某掲示板を訪れるようになった。そこで知ったのが貨物列車撮りの魅力。ならば “すいてつ” も一丁やってみるか。
そのころ某掲示板では福山通運専用列車が話題になると同時に、EF200の去就も囁かれていた。よし、ターゲットはこれだ!
◇ ギリギリのタイミングでのデジイチ購入 ◇
EF200が離脱し始めたのが2016年ダイヤ改正。其の直前にやっとデジイチを購入。辛うじてデジイチでの記録を残す事が出来た。それまではフィルムカメラだったのだが、デジイチの便利さに慣れてしまうと もう戻れない。撮り溜まったポジはケースには入ったまま。早くデジタル化せねば・・・
◇ クジラ・フクツー ◇
そんな訳でクジラ・フクツーをメインに、往時の記録を機番順にご紹介する事にする。すでにトップナンバーは鬼畜入りしていたので、最初のカマは2号機。
当時はよく狼川に通った。近くで見つけた程良い撮影地にして充分。色んなアングルを楽しめる。先ずはブルトレカーブ。20輛だと好い具合に架線柱内に収まってくれる。 (2016.5/22 遅53レ 南草津-瀬田 5:54)
一時間遅れたことにより、同じ福通便である55レのスジでの通過だった。EF210のシンパ機に慣れてしまった目から見ると、パンタがかなりごつく見合える。
◇ 屋根付きポイント ◇
この日は降ってないが、雨でも狙えるポイント。福通便は被る事は無いが、日中の貨物列車は普電の続行で下ってきて、草津から複々線に入るとこの辺りで普電を追い抜く事が多い。 (2016.6/15 53レ 南草津-瀬田 4:52)
線路に沿って点々と植えられた夾竹桃(?)。後年、この木だけが切り取られてしまった。
◇ 名神クロス ◇
53レも55レも琵琶湖線では夏場でないと撮れない列車。日が短くなると西へ撮影地を探さねばならなくなる。さて何処で撮ろうか?
以前は無かった撮影地が騒がれている。その名も名神クロス。どんなトコじゃい? と思って訪れてみると、エエところやおまへんか。キャパも充分だし、そもそも “すいてつ” はサイド狙いなので、ネタ列車時であってもまず空いてる。 (2016.8/7 53レ 長岡京-山崎 5:15)
コンテナが12輛くらいまでしか写らないのが難点。今は下の畑も宅地化されてしまった。
◇ オリジナルポイント ◇
この跨線橋を通るたびに気になってたので、じっくりポイントを探すと、あった! トンネルへと向かうカーブと駅のカーブが上手くつながり、程良いウネリとなっている。 (2017.7/21 55レ 大津-山科 6:06)
後部のパンタが架線トラスを躱せれば良かったのだが、それは贅沢と云うべきか。因みにここでEF66 27をアップで撮り、雑誌の表紙を飾ったヤツがいる。所場代よこせ!
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