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◇ 拍子抜けの彦根 ◇
彦根と云えば多雪地帯のイメージがあるのだが、この日はうっすらと積もっただけだった。それでも琵琶湖線の列車狙いなら、雪は無いよりある方がよっぽどマシ。貨物列車を撮るために降りたひこね芹川駅で、先行してやって来る湖風号101Fをパチリ。後部が架線柱から抜けきれなかったのが残念だが、これ以上の接近戦になると かなりの頭でっかちになる上、手前の雪を隠してしまう。
判り難いが101Fにも僅かながら着雪が見られる。
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◇ 雪の湖東路 ◇
新幹線と並んで走る湖東地区まで戻ってくると、其処は量は少ないものの ちゃんとした雪景色。往路に対向した朱電と今度は愛知川駅で対向する。これだけ雪があると沿線で撮らなくとも、電車内から撮っても何とかなるのが2輛編成の強み。
電車の屋根越しに、融雪ヒーターの作動ランプが見える。「雪」ランプって何となく可愛い。
◇ 八日市線でも1枚 ◇
八日市線に立ち寄ってみたら、雪はほとんどなくガッカリ。でも間もなく電車は来るし、撮らないのも勿体ない。この雪が溶け残りだと汚いところだが、そうではなく雪が薄いだけなのが救い。
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◇ 雪は何処だ? ◇
その後は桜川駅に別件で訪れたのだが、全く雪が無い。そんな場所で撮っても面白くないので、雪の残る場所まで時間の許す限り戻って豊郷あかね号を迎え写つ。
この辺りは日陰に相当するので、これでも比較的雪が多かった方。左にガードレールが見えるが、平行する道路は交通量が多く、ビデオには盛大に車の通過音が入り込んでしまった。
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◇ 河辺の森駅 ◇
八日市を過ぎて更に北へ向かうと、雪が濃くなってきた。だけれどもいつもの場所まで行くには時間が足らず、電車は来てしまった。さっき対向した朱電が戻って来たのだ。
河辺の森駅というと田畑のど真ん中にポツンとある駅だが、この様に撮ると随分とイメージが違って見える。ビデオでパンしてズーミングすれば、好い感じに撮れそう。
◇ 最後の1枚 ◇
この後に来る上り電車は愛知川橋梁で撮ることが出来たら一番好いのだが、とても間に合わない。この辺りの上り列車向きのポイントは未開拓。それでも何とかなりそうな場所を見つけ出し、真っ黄っきの電車をパチリ。
左に集落があって広く撮れなかったのが残念。併撮ビデオも尺が短く、余韻を長く録り込むしか無かった。
⇒次篇に続く