気ままな 汽車好き

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魅惑の停留所探訪 in 甲賀 <4-3> ハイランド・信楽温泉

前篇はこちら ⇒

● ハイランド? ● 陽当たりの好い住宅地やけど

 信楽駅までの道中は別記事をご覧戴くとして、信楽高原鐵道から乗り換えるのはF3路線。田代・畑・陶芸の森巡回線と云う長ったらしい路線名やけど、今回乗車する第5便は路線名の場所の何処にも立ち寄らない小巡回便で丸岡経由なのが特徴。但しバスの案内・表示は高原台経由やけど。

 信楽駅11:55-F3-12:13信楽駅:田代・畑・陶芸の森巡回線第5便

 見え難いが札には「F3 信楽高原BUS」と書かれている。

 駅前は滋賀バスの基地。不要となったバス停標識利用の囲いが憎い。 (神山・堀畑町・大戸川・???)

 さてその高原台とハイランドはどちらも住宅地やけど、ハイランドは広く多分信楽周辺では最大規模で陽当たりも抜群(冬場が心配ではあるが)。但し少々奥まってるせいかまだ空き区域は多く、また建っている住宅が縁に片寄ってるので、住宅地の真ん中で撮ると寂れた感じに写ってしもた。 (ハイランド中央)

 最大乗客数は “すいてつ” 含め2名。

信楽温泉へ ● 県境の高地

 次は信楽温泉へ。時間があれば入浴したいとこやけど、上手くプランは組めんかった。

 ・信楽駅12:20-F2-12:55信楽温泉:多羅尾線往5便


 町から出ると長閑な田園風景。 (小川出~小川口)

 だが平野の幅は直ぐに狭まる。 (近江小川附近)

 その先の方勾配の峠道を登り切ると多羅尾の集落に辿り着く。枝ルートの先には多羅尾上出停留所、中心部には立派な特認校の多羅尾小学校。児童数は10名ほど。 (多羅尾上出・近江中野~多羅尾)

 多羅尾の集落の西端あたりにはNTTの電話交換所(中央の白い四角い施設)があり、そこにも停留所がある。 (高杭)

 もう一つの枝ルート、溝ヶ谷への分岐地点は六呂川停留場。左後ろから来た支流の滝川は右後ろから来た本流の大戸川に此処で合流する。溝ヶ谷は写真の奥方向。 (六呂川)

 新田の集落をかなり行き過ぎた、何にもないとこに溝ヶ谷停留所はある。手前の新田停留所で折り返しても良さそうなもンやけど、右へ450m進んだ道の終点にあるポツンと一軒屋の便宜を図っているンやろか。 (溝ヶ谷)

 六呂川に戻ってバスは三重県境方向へ。県境手前を左に折れて県境沿いに行く(滋賀県内)と信楽温泉に到着する。 (六呂川住宅~信楽温泉)

 信楽温泉には少々早着。乗客はずっと “すいてつ” 1人だった。

● タラオカントリークラブ ● 平日でも一杯

 HPでは「ホテル レイクヴィラ」を前面に押し出してるがタラオカントリークラブが主体なのは明か。でもホテルや温泉等を併設して利用客が多いというと云うことは、ダイヤモンド滋賀もそうやったけど質も高くリゾート運営が上手なんやろね。タラオは新名神高速道路の恩恵も受けてるンやろけど、平日でも駐車所は車で溢れてる。

 だが残念やけど信楽温泉「多羅尾乃湯」は日帰り入浴を終了していた。入浴のスケジュールを組んでたらエライこっちゃった。
 復路のバスは枝ルートには入らず真っ直ぐ信楽駅へ。所要時間は5分だけ短い。最大乗客数は “すいてつ” 含め3名だった。

 信楽温泉13:00-F2-13:30信楽駅:多羅尾線復5便

⇒ 次篇に続く