気ままな 汽車好き

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「スーパーゴールデンパス」辺境バス路線の旅:近江長岡編  (湖国バス 5/1)

貴生川駅へ ◇

 近江八幡駅近江鉄道に乗り換えた方が安くなるのだが、貴生川駅から『あかね』号が乗車出来る経路を選択。そう云えば『あかね』号の本線南部の乗車は初。いい機会になった。もう既に『あかね』号は停車していたので一枚。JR貴生川駅ホームからは好い感じで撮れる。

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◇ ひたすら近江長岡駅へ ◇

 残念ながら『あかね』号は八日市駅まで。この先米原への乗り継ぎは赤電。近江鉄道で人気のある両列車の並びも、八日市駅中線に留置車が無い状態ではなかなか撮れない。

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 米原駅では接続良く東海道線上り電車に乗り換えられた。近江長岡駅でもバスへは11分となかなか乗り継ぎが調子よい

◇ バス同士の乗り換え ◇

 最初に乗るのは「伊吹登山口」行き。雨が降ってるというのに、結構な乗客がある。長いG.W.でも予定を変えられなかったんだろうね。

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 この時間帯は曲谷線終点まで直行するバスが無く、途中で乗り換えとなる。聞くと「上野口」が乗り換え停留所だとのこと。広いバス用地に待合室まである立派な停留所。旧名称が「登山口」なのでシーズンには登山客で賑わったであろう事が推測出来る。(今は「伊吹登山口」停留所が更に山近くにある)

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 ジョイ伊吹からは終点行きのマイクロバスが続行してくる。「上野口」では余裕が無くてこれしか撮れず。

◇ 曲谷線終点「甲津原」 ◇

 結構な距離を淡々と走る。最後の「曲谷」-「甲津原」が長い。着いた場所は岐阜県境に近い山深い地。目と鼻の先には奥伊吹スキー場。バス停からは深い谷が見下ろせる。

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 「上野口」から乗車したもう一人は途中で下車したので、終点まで行ったのは “すいてつ” のみ。なお乗車したマイクロバスは “すいてつ” にはチンプンカンプンなのだが、(Twitter)フォロワーさんの情報によると三菱ローザだそうです。(「伊吹登山口」行きバスは日野レインボーⅡだそうです)

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 停留所は甲津原交流センターという立派な施設の前にある。その隣には奥伊吹ふるさと伝承館。

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 いずれの施設も土休日のみ営業で平日は5人以上の予約が必要らしい。この日は何故か休み。G.W.に休業するとは、如何に地域振興がハコモノ頼りになっているかが伺える。地域の方々の交流の場となっているのならいいのだが・・・

近江長岡駅に戻る ◇

 途中で時刻調整する羽目になるので、5分延発するとのこと。往路が早着していたことを考えると、それも頷ける。今度はバスは近江長岡駅まで直行。なのにサボ(?)は「ジョイ伊吹」のまま。ええの?
 「近江長岡駅」停留所では、2台が並んで休憩中。「休憩中」表示は無いよりはいいかもしれないが、次のバス時刻・行き先や開扉時刻を表示した方が良くない?

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◇ この日の日程 ◇

 -(5322M)-6:38貴生川6:45-(8502レ)-7:28八日市7:34-(9102レ)-8:20米原8:25-8:34近江長岡8:45-8:51上野口8:52-9:35甲津原9:45(5分延発)-1029近江長岡(「辺境バス路線の旅:木ノ本編」に続く)

後編「辺境バス路線の旅:木ノ本編」はこちら