前記事はこちら ⇒
◇ 301F入線 ◇
米原方に引き上げた301FのLED幕が点いた。ダイナミックモードの点灯周期が早く、125⁻¹sでも大丈夫なのは有り難い。
近寄って来たところでもう一枚。ブレが入ったようだ。
前面が全面ブラックフェースとなって100形とは大きく違うのに、違和感が無いのは面白い。側面には白帯が無いのが大きな変化。名付けて “湖坊主” !
LED幕は前面と側面で異なり、側面は英字入り。「臨時」が「Special」とは知らなんだ。
乗る者としては なかなか気分が好い。
車内にはこんなHMが。
キーホルダーはHMそのものだったのだ。8/1デビューとあり、7/29付けでHPに運行時刻が発表されている。(勝手にリンク ⇒)
◇ 運転席 ◇
100形・900形と異なり、計器が3ヶに減っている。空いたスペースにスイッチを移設したのが効いてるのかどうか、スッキリとした印象を受ける。だが悲しいかな、新車の雰囲気は無い。 (上:301号車 下:1301号車)
窓柱が細いので、前面の展望は良い。「山側」「川側」の表示は今のところ無い。当たり前だけど、整理券発券機の操作盤は新型。
運転席の右側下には圧着運転と書かれたプレートがある。
実は耐雪ブレーキそのもので、近江鉄道においても使用する場合があるらしい。でもプレート附近にはスイッチが見あたらない。営業運転を開始したら、もう一度じっくり見る事にしよう。
◇ 車内案内表示器 ◇
とうとう近江鉄道にも、旅客扉上に車内案内表示器が出現した。全扉上では無く、左右いずれかに交互に取り付けられている(3ヶ/車)。車内のLEDは精細なので見易い。
写ってないが勿論運賃授受機も取付済み。運転席後ろの「新型コロナ禍云々」の貼り紙は、まだされていない。展望確保のため、試乗会が済むまで待ってくれたのかな。
◇ 車内 ◇
茶色の床は落ち着いた感じ。従来のグレーより好く、他の車輌も機会があれば切替ても良いと思う、シートが青系統なら。冷房車の普及に伴い国鉄通勤車の車内色が淡緑色から暖色系へと切り替わった(古い話!)が、そんな話をフト思いだした。既に広告は吊り下げられており、営業運転への準備は抜かりない。
例の「無人駅では・・・」のステッカーも貼り付け済み。
◇ 整理券発券機 ◇
予想された通り100形と同じ、と云いたいところだが、ステーに異変が。段付きになっている。おおかた100形と同じとタカを括って取付台を造ったものの、100形に比べ座面が低いため座席のパイプと干渉してしまい、急遽ステーの形状を変更したのだろう。かなり苦労したものと思われる。 (左:301号車 右:1301号車)
整理券発券機は2019年製。改造に当たり早くから電装品が準備されていた事が伺える。
◇ 出発! ◇
配られた冊子では展望を撮影出来る区間は限られているような書き方だったが、よく読むと前面展望が撮影出来る区間が書いてある事に気付ける。そんな訳で堂々と後部展望画を撮影。他に誰も運転席を覗く者は居ない。
次は撮影会! ⇒