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◇ 遅い晩飯 ◇
京都 21:15-22:21 大阪 22:28ー・・・
大阪まで1時間以上! 入出庫線から本線に合流する向日町や茨木,新大阪での長運転停車を繰り返し、やっとの思いで大阪へ。普電よりも時間が掛かってるが、ぜ~んぜん気にならないのが この手の列車の嬉しさ。たとえ車窓が見慣れすぎている光景でも。それよりも ただ待たざるを得ない乗務員の方が大変かもしれない。
大阪を発車して配られ始めたのが淡路屋の「WEST EXPRESS 銀河弁当」。小 “すいてつ” と共に「遊星」で頂く。
弁当と共に配られたのは、大阪車掌区からの記念証。列車は写真では無くイラスト。
弁当箱は特製のプラスチック製。銀河のロゴの部分はシールでは無く、ちゃんとした印刷。これは欲しい人は多いかも。
中身はご覧の通りで、淡路屋に拠ると関西の名物料理を盛りつけたの事。とは云っても “たこ焼き” が入っているわけでは無い。一般販売もされている。
◇ 臨時営業のえきそば ◇ 姫路駅
・・・-22:50 三ノ宮 22:51-22:53 神戸 22:55-23:12 西明石 23:15-23:48 姫路 0:42-・・・
姫路駅では「まねきのえきそば」が通常23:00閉店のところを『WestExpress銀河』の到着に合わせて臨時営業。乗車車輌の乗降扉が丁度店の前。販売されていたのは「天ぷらえきそば」「きつねえきそば」だった(各¥400)。折角なので小 “すいてつ” と共に食したが、店は一杯なので列車に持ち込み、乗降扉横の椅子に腰掛けた。写真はその時のもの。
この「まねきのえきそば」の店舗が、また嬉しいデザインとなっている。描かれているのはキハ28・58のオリジナルタイプ(パノラミックウインドウでは無い)。店舗の前後がどちらも幌枠のみと云うのはご愛敬だが、尾灯はちゃんと描き分けられている。ところで、前照灯は・・・
店舗の外では弁当・茶・ビールも販売されていたが、弁当はすぐに売り切れた模様。なお、向こうに見えるのは播但線の103系。
◇ 食べ終わったし 時間はあるし ◇
54分にも及ぶ長~い停車、折角なので色々撮りたい。では隣ホームから編成写真を、と思って階段を降りようとすると、シャットアウト!
このホームは貸し切りだったわけだ。となると隣ホームから撮ってるのは・・・夜遅くまでご苦労さん。
普通車でも超豪華な『westexpress銀河』、定員の少なさも また格別。6号車から順に見てみよう。(他駅で撮った写真も含めて構成)
*6号車(グリーン車):定員16名(夜行8名)
夜間の定員はWikipediaからの引用。左は運転室と「彗星」、右はエントランスが写っている。
*5号車:定員18名
定員だけ見ればグリーン車並み。ドア横の表記は、一番あっさりしている。
*4号車:フリースペースなので定員無し
他の車輌にもフリースペースがあるのに、1輛丸々フリーの車輌が更に組み込まれるとは、本当に贅沢。
*3号車:定員28名(夜行24名)
座席車なので定員は多め。ファミリーキャビンのマークが面白い。
*2号車:定員26名(夜行同じ)女性専用車
撮って無いが、椅子座席もノビノビ座席も赤系統の配色となっている。他には更衣室や女性用トイレがあるのが特徴。丸い照明と鏡が印象的なのは更衣室らしい。
ドア横の車端側に丸い案内表示があるのは各車共通だが、光る壁(?)の位置は一定していない。案内表示と光る壁が同じ位置となるレイアウトだと、光る壁が丸く刳り抜かれ、その中に案内表示が鎮座する。
*1号車(グリーン車):定員16名(夜行8名)
運転室直後にグリーン客専用のラウンジが設けられているが、特に名称は与えられていない(付与したら?)。6号車と同じく、この場所の窓は開閉出来る。
ラウンジの名称を考察。「銀河」は使えないし、「月光」はどうも特別扱いの模様。となると「あかつき」位かな・・・
⇒ 次篇に続く