前篇はこちら ⇒
◇ ひこね芹川駅 ◇
東海道本線との3線区間の築堤に近年設けられた駅なので、高い位置にある。一見エレベーターのように見える塔(?)は、身障者対応のトイレ。長いスロープを2度3度折り返して車椅子で登るのは、酷かもしれない。
彦根駅がサイクルトレインに対応していないので、彦根に自転車で行きたい場合はひこね芹川駅で降りると良い。彦根駅までの距離は、歩いてでも行ける1.2km。
上り電車から降車した場合、スロープの降り口はホームの後ろ端になるうえに目立たないので、スロープの在処が掴みにくいのは難点。
◇ 彦根口◇
風情ある駅舎が老朽化で取り壊されたので、マンションと学校に挟まれた当駅は目立たなくなった。踏切から駅を撮ってるが、上り列車に乗る場合は左側、下り列車に乗る場合は右側に、予めこの踏切を渡っておかなければならない。
それは構内踏切が階段だから・・・
木造駅舎が有ったのは、左側の上りホーム。車椅子の場合は白い柵を空けて入る形になる。
右側の下りホームへの入口はこんな感じ。どちらの入口も目立たないので、戸惑うかもしれない。そしてこの駅、外へ向けての駅名表示がどこにも無い。
◇ 高宮駅 ◇
建て替えられはしたがレトロな雰囲気を醸し出す駅舎。改札を通るのは問題無さそうだが・・・
その先には階段・・・ 段数は少ないが階段自体は急なので、自転車を押して構内踏切を渡るにはそこそこの力が要る。持ち上げる位の気持ちが必要。
そんな訳で車椅子の利用が考えられるのは上りホームのみなのだが、多賀線直通の上り電車は多賀線ホーム(電車が停まっているホーム)からの発着なので、諦めざるを得ない。また上り電車から後車する場合も、高宮駅止まりだと折返し下り電車となる関係で2番線(向こう側のホーム)に入線するので、此れも途方に暮れてしまうことになる。
◇ スクリーン駅 ◇
スクリーン駅は大日本スクリーン社(当時)の敷地の中にある。その関係もあってか、駅は綺麗に保たれている。スロープもゆったりしていて何も問題無さそう。
駅舎を抜けると其処はすぐにホーム。ホームの駅名標は、駅の外に向けての表示もされている。
◇ 多賀大社前駅 ◇
多賀大社駅は近江鉄道唯一の櫛形ホームとなっている。駅前広場から駅舎内、そしてホームへと続く路面はバリアフリーで段差が無い。
写真には撮ってないが臨時改札口もあり、そこは駅前広場から直接ホームへと繋がっていて、全く段差が無い。
何本かある2番線発着の電車に乗るには、改札を抜けて右へと大きく廻りこむ。
⇒ 次篇へ続く