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◇ 雪まみれの元旦 ◇ 2021.1/1 朝
この日は近江鉄道「1」の旅 1×1×1!に記したように、米原から901Fに乗り高宮駅で乗り換えた。高宮駅では上り列車のお茶電811Fと交換。901Fは連結器の上にまで雪が残っており、大晦日の残雪とはとても思えない状態。架線トラス上に雪が残るというのも尋常ではない。
乗り換える多賀線の赤電822Fは更に酷い状態。前日の昼はまだ八日市駅に停留したままだったのだが、ダイヤが正常に復すると共に運用に就いたらしい。
高宮駅の多賀線ホームは急カーブ上にあるので、ホームの下り側にはミラーが2ヶある。赤電だらけ。
雪の中に顔を出している印象の高宮駅とは違い、多賀大社前駅はまだ雪に埋もれているような状態。積雪が高いと云うより雪が深いと云う表現の方がピンとくる。
高宮駅に戻ると、上り方面への乗り継ぎ列車は808Fだった。こちらの残雪量は多くはない。
乗車したのは下り電車。途中の愛知川駅では珈琲電車802Fと交換するが、雪が天こ盛り。
無線アンテナ附近は雪が除けてあるように見える。通信に影響するのだろうか。
桜川駅では、これも前日の昼時点ではまだ八日市駅に停留されていたギャラリートレイン805Fと交換。同様に停留されていた赤電と雪の状態も同じ印象。
日野駅では若干の停車時間があるので、構内踏切に降りて対向列車を撮影。前日の昼には雪まみれだった103F。下からだと着雪量がよく判らないが、クーラーが雪で覆われ尽くしているので、相当な雪量と思われる。
◇ 大雪3日目の夕刻 ◇ 2021.1/2 16:13
夕刻出庫で点検中の赤電の脇を通り、初詣臨時運用を終えた101Fが入庫しようとしている。雪はだいぶ溶けてきてはいるが、まだ地面は雪に覆われたまま。
雪が降ったな~と思って外を歩いた時、普段見る積雪量がやっとこれ位かな。この時の湖東の雪の状況はこちらの記事をご参照。
⇒ 近江鉄道「1」の旅 番外編 「21.1.2」
◇ 正月3ヶ日を彩った雪 ◇ 2021.1/3 16:05
大晦日から丸4日、3ヶ日の最終日。やっと地面が見えてきた。写真は既投稿だが、多賀大社前行き初詣臨最終列車の赤電。
汚れず綺麗な状態での残雪で良かった。
◇ 平地でも日陰には残る雪 ◇ 2021.1/4
ガードレールの陰になったんだろう。定点撮影地には好い具合の雪が残っていた。(809F 5803レ 6:41)
この809Fは正月期間中は彦根車庫線に停留されたままだったので、大晦日の降雪以降は前夕の出庫運用が初。相当な雪を被っていたので、クーラーにはまだ着雪しているのが判る。
10分後には上り電車がやって来る。背後の山にも雪が残り、寒そうな雰囲気に撮れた。 (104F 8100レ 6:53)
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翌日にはこの雪は、ほぼ溶けて無くなった。だがしかし、吹き溜まりとなり陽が射さない斜面には、実は1/15時点でも少し雪が残っている。ガチャコンとは絡められないけれど。
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