前記事はこちら ⇒
◇ 4番電車が上ってきた ◇ 9:46
4番電車と5番電車の対向は武佐駅で行われたようだ。その間に雪は止み青空が見えだした。上ってきた4番電車は808Fなので実にカラフルで この光景にピッタリ合う。下ってきた時を撮れなかったのが実に残念。
この808Fは前夜彦根駅に停泊。この電車も八日市停泊編成よりは着雪量を少なく感じる。
反対側の側面も、是非順光で撮ってみたいものだ。
⇒ 動画はこちら
◇ 寒がりSONY ◇
傘も持たず来てしまったので、カメラバッグは側溝に入れて雪を躱していた。雪は一方向から降っていたので、ビデオカメラとデジイチは雪で作った衝立の陰に置いた。撮影時は最初は2階建て撮影。左掌の上にビデオカメラを置いて親指を立て、デジイチを右手で持って左手親指で軽く補助する。だがこれだと どうしても動画は揺れる。其処で雪を積み上げ、ビデオカメラ用雲台を上下列車用に即席で2脚こさえた。
だがビデオカメラの様子がどうもおかしい。まだ取り替えて間もないのにバッテリー不足と出てみたり、撮り始めてもすぐに停まっていたり。またモニターが矢鱈暗い。どうなってんだ?
どうやらこれらはSONY製のクセらしい。寒さに弱い。これを知っていたならポケットに入れて保温していたのに。おかげでだいぶ列車を撮り逃した。
◇ 6番電車はお茶電 ◇ 10:11
微妙な時間に電車が下ってきた。定期のスジより早いので、やはりまだ無ダイヤ状態なんだろう。第一お茶電811Fは、本来なら八日市線には来ない運用なんやし。
この編成は前夜八日市駅停泊で、この日は貴生川駅まで往復した後は八日市駅留置のハズだった。と云うことは、今走り出したばかり? 雪の量が凄い。
◇ 5番電車と対向 ◇ 10:13
市辺駅の踏切の音が聞こえていたので、お茶電とは市辺駅で対向して発車してくるのは容易に予測出来る。
雪,青空,電車のピンクと緑色、それらが全て淡い色調なのが実に良い。
⇒ 動画(スライドショー)はこちら
◇ 転線開始! ◇
道路の雪も溶け出してきた。これなら移動が出来そうだ、と云うことで本線の撮影に転じることにした。
元来た道を市辺駅まで戻るのだが、歩道は除雪されていないので やはり車道を歩くしか無い。車道は雪が減ったな と云う位の除雪量。但し轍には雪が無くアスファルトが見えている(除雪されたのでは無く、溶けた)。
さて用意してあった自転車に乗って、溶けてアスファルトが剥き出しになった轍を辿っていけばいいのだが、事はそう簡単では無い。自転車を車道に引きずり出すまでが一苦労。40cm位積もった中をラッセルして自転車に到達し、40cmの雪の中を自転車を転がす。だがあっと言う間に車輪のスポークの間に雪が入り込み、ブレーキとの間に雪が噛み込んで廻らなくなる。言うことを聞かない自転車を無理矢理引きずり出し、雪を叩き落として車輪が廻るようにする。こんな訳なので雪道は実は4輪車が一番安全だったりする。歩くよりも。(自転車を写真に撮る余裕が無い・・・)
⇒ 次篇に続く