気ままな 汽車好き

時にはこだわり 時には気まぐれな 汽車好きのたわ言です

千里NT情報館『千里ニュータウン』 (2024.8/24)

● 阪急1dayパス ● 全部乗ったるねん

 前回の此のパス使った8/12はこんなスケジュール。
  ①『阪急2300系』初乗車
  ②『PRiVACE』初乗車
  ③京とれいん 雅洛』乗車
  ④『吹田操車場 1923~1984 -近代化六十年の歴史-』観覧
  ⑤わたしの湖西線観覧
 ただ吹繰展がエライ駆け足となってもたので、今回は記録の再履修と常設展の観覧が目的。とは云えそれだけでは「阪急1dayパス」が勿体ないので、とんと御無沙汰している阪急電車の支線を再乗車しようと目論んだ。先ず琵琶湖線から阪急電車へは最安ルートの桂川連絡で。向日連絡より150m長いのに近く感じるええルートやった。

 京都524-529桂川~700m~洛西口

 洛西口駅からは当駅始発の準急に乗車。朝の陽光が何かエエ雰囲気。 (1309F 洛西口 5:54)

 この後はひたすら乗車。何かの参考に・・・成らんやろな・・・

 洛西口555-(№1409)-634十三637-(№7111)-707宝塚716-(№5502)-730西宮北口
 西宮北口733-(№7689)-740岡本743-(№9004)-755神戸三宮
 神戸三宮800-(№1110)-812夙川814-(№6023)-819甲陽園
 甲陽園 823-(№6123)-838夙川829-(№9562)-832西宮北口
 西宮北口835-(№6020)-838今津846-(№6120)-849西宮北口
 西宮北口857-(№7121)-903塚口907-(№6014)-913伊丹
 伊丹  915-(№6720)-921塚口923-(№1061)-931十三
 十三  933-(№9405)-1013京都河原町1041-(№7566)-1128大阪梅田
 大阪梅田1136-(№1412)-1204北千里1212-(№66917)-1417南千里
  ・・・『千里ニュータウン情報館』観覧・・・
 南千里  1327-(№7881)-1348十三1353-(№8104)-1406石橋阪大前
 石橋阪大前1410-(№5135)-1416箕面1420-(№5134)-1426石橋阪大前
 石橋阪大前1428-(№1118)-1444大阪梅田1532-(№7566)-1615京都河原町
 京都河原町1620-(№9309)-1628桂 1629-(№5319)-1631洛西口
 洛西口~700m~桂川1645-・・・・・  (赤字:京とれいん雅洛

 岡本駅には小用があり立ち寄った。嵐山線は前回乗車したので今回はパス。今津南線は西宮北口駅到着時に全列車が外方分岐器の分岐側を通るが、これはかなり珍しい例では無かろうか(撮っときゃ良かった)。

● 京とれいん 雅洛 ● 3度目:今回は往復乗車

 すっかりお気に入りとなった『京とれいん 雅洛』。往路では京都河原町駅の2号線乗車ホームの様子を、やっとまともに記録。延びている水道のホースは、右側1号線停車の特急電車の顔を洗うためのモノ。

 ドア横の紋様は全扉一緒。

 気になっていた簾・カーテンをチェック。全車輌の端部と1・6号車はカーテンだった。金具は偶数号車と奇数号車で異なる。

 2~5号車の扉間は簾。但し枯山水と坪庭の窓には簾は無い。

 復路でも大阪梅田駅の3号線ホームの様子をやっとしっかり記録。
 乗車した列車は4分間の折返し時に「一旦ドア閉め」を行わなかったので大混乱。逆向きながら1人掛け座席を確保出来た(行列最前列)から良かったものの、アレはアカンで。
 今回は車内でのみ見ることの出来る展望映像も楽しんでみた。認証にwebメールが使えないので不便だが「HH cross Wi-Fi」を入れといたのが良かったのか繋がった(なかなか繋がらなかったが)。リアルタイム配信は進行方向側の絵のみ。停車中は最左の画面となる。音声は無い。

 車内の様子はこちらの記事参照。今回の内容も加えて更新せなあかンな。

 ついでながら大阪梅田駅1号線ホームの様子も今回やっと記録。

 PRiVACEの乗車記事はこちら参照。

千里ニュータウン情報館 ● 目の前のビル 見えぬビル

 南千里駅の改札を抜けると、其処には駅外の駅ナカATM!?

 線路はゆっくり右に曲がるが、進むべき方向は左。なお改札から続く此処は地平では無く2階。

 表示が小さい千里ニュータウンプラザ。左の屋根の下を歩いてるともっと判り難いかも。

 入口を抜けるとその奥に千里ニュータウン情報館はある。

● 『千里ニュータウン』 ● 常設展示

 右の壁には千里ニュータウンの新旧空中写真。ニュータウンが建設された千里丘陵は筍の産地だった。

 右の空中写真は正面から撮ることが出来た。どれだけの家屋が立ち退いたんだろう。

 ニュータウン計画模型。日本万国博覧会場はニュータウンの外(右側)。

 左の壁には配布されているパンフレットをそのまま掲示日本万国博覧会ニュータウンの外と云えど、触れん訳にはいかんやろな。「EXPO1970」と云う表現は初めて見たな、「EXPO'70」と表記してたけどね。桜をイメージした万博マークも判りやすかった、青色やったけど・・・何でやろ、あれへんな。 ♫こんにちは こんにちは 世界の国から~

 細かくびっしり書かれた年表。

 こう云うのは何て呼べば良いのだろう?

 「大丸ピーコック」と「千里阪急」に挟まれて真ん中にあるのが「千里中央地区センター」なんやね。名称は意識してなかったなぁ。

 こんなの知らなかった。家に風呂が有ったから、CMが流れてても意識の外だったのかもしれない。団地には風呂が無かったので大普及したとある。現存はかなりレアらしい。

● 秘蔵書 ● 閲覧自由

 千里ニュータウン情報館の最奥には資料コーナーがある。左と奥と右に資料棚。

 奥の棚をクローズアップ(ズームイン?)。

 北大阪急行電鉄の社史やエキスポランドの社史なんかもあったが、それらの中から「千里ニュータウンの建設」を選択。

 ページは傷んでるが閲覧可能。右の京阪神急行電鉄千里線の電車は規格型かな?

 地域新聞「千里」では京阪神急行電鉄新千里山駅からの延長線の記事も見つけた。誤植があるな・・・

 延長された先の終点は「北千里」駅。世界最初に自動改札機が実用化された駅でもある。(北千里駅にある碑)

● マイホームタウン 千里ニュータウン 高石ともや氏を偲ぶ

 つい先日の8/17、82歳で他界された高石ともや氏は千里ニュータウンと深い繋がりがある。何と建設現場で働いておられたらしい。「千里ニュータウンの歌を作って欲しい」と有志が連絡を取ってその事実を確認した。歌はクラウドファウンディングで資金を募り、『マイホームタウン 千里ニュータウン』の完成に漕ぎ着けている。

 高石ともや氏のご冥福をお祈りします。   <完>